2021年、今年の漢字は『金』

OBUコーチ

年末になると、毎年恒例の今年一年を表す漢字一文字が発表されます。

今年、2021年は「金」でした。

今年は東京オリンピックが一年遅れて開催されて、日本のトップアスリート達が金メダルを沢山獲ってくれたからです。

卓球人の「金」は、やはり・・

私達、卓球をやっている人の間での「金」は、やはり混合ダブルスでの優勝でしょう。

1988年のソウルオリンピックから、卓球が正式種目になって以来、日本初の金メダルでした。

他の競技と併せても、最も感動した優勝が卓球だったとのことです。

水谷隼選手・伊藤美誠選手のペアは、第二シードで優勝候補の一角でしたが、組合せを見るとどこの国も強豪でした。

中国ペアを除いては、どのペアも実力的に大きな差は無かったのではないかと思います。

展開も非常にドラマチックでした。

準々決勝でのドイツ戦は、最終ゲーム2-9からの大逆転。

大苦戦の末、あり得ない試合展開でした。

決勝戦の中国戦も、ゲームカウント0-2からの逆転でした。

最終ゲーム8-0とリードした時は、

「あの強い中国ペアに日本がここまでリードするなんて、これは本当に現実なのだろうか?」

と私は思いました。

伊藤美誠選手のバックハンドによるレシーブ強打が、ストレートにノータッチで抜けた時は、観ていた私も興奮で身体が震えました。

優勝した瞬間もとても良かったのですが、表彰式でお互いに金メダルを掛け合う姿や日の丸がセンターポールに上がるところが私は一番感動しました。(#^o^#)

今まで中国の国旗が上がるのを何度も観て来ていたので、感慨もひとしおでした。

こんなことがあるのだなぁと、しみじみ思いました。

もし2021年東京五輪を振り返る特集番組があるのなら、みまじゅんペアの勝ち上がりや戦いぶりをやってもらいたいと思います。

東京オリンピックが開催されて、本当に良かったと私は思います。

私の今年一年は「破」

私も今年一年を振り返って、漢字一文字で表してみました。

私の場合は「破」です。

限界突破、記録を破る、殻を破る、などの「破」です。

今までのカットスタイルを捨て、より攻撃的な戦術を採る様にしました。

サーブを磨き3球目の割合を多くしました。

今までなら決して使わなかった、弾む用具にもチャレンジして、攻撃の威力を増すことに成功しました。

この年齢になって初めて全日本選手権の年代別の部に出ました。

静岡県予選では、最後の1枠を巡って試合を行いましたが、0-2で迎えた3ゲーム目、3-9のスコアから逆転して勝利しました。

あまり褒められた試合内容ではありませんでしたが、最後まで勝負をあきらめなかったところだけは評価して良いと思っています。

これまでの自分を考えた場合、自己新記録の更新をしたような一年でした。

ですので「破」なのです。

あなたのこの一年を漢字一文字で表すと、何になりますでしょうか?

今年をしっかり締め括り、来年もまた共に頑張って参りましょう。

 

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この記事を書いた人OBUコーチ(小吹 真司)OBUコーチ(小吹 真司)
昭和40年12月31日生まれ。血液型O型。兵庫県西宮市出身。現在は静岡市在住。
中学1年より卓球を始め、卓球歴は40年以上。中学高校時代は鳴かず飛ばずの成績。高校時代は県大会前の地区予選3回戦ボーイであった。インハイなど全国大会出場経験無し。大学時代飛躍的に卓球技術が向上。東海学生卓球リーグ2部で全勝しチームの優勝に貢献し敢闘賞を受賞。3人の元インハイ出場の選手に勝つ。30代の時に東海選手権(年代別個人戦)で、ベスト8に入る。高島規郎選手、古川敏明を選手を師と仰ぐ。現在も現役選手として試合に参加している。静岡市卓球協会の常任理事として静岡市の一般の試合の大会運営や広報活動を行う。また中高生の指導に当たる事もある。2005年から卓球のメールマガジンを発行中。現在も続いている。著書「OBUさんの初心者卓球上達法~卓球が上手くなりたい人へ」(文芸社)
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