あまり知られていない?ラージボールで使用するラケットとは?
こんにちはJです。
皆様、卓球ライフいかがお過ごしでしょうか?
先日、私の地区ではラージボールのリーグ戦が開幕しました。
このリーグ戦は、1部~6部(レベル別)に分かれ団体戦を行います。
1つの部で大体10~11チームで、順位は1年間(4日間)かけて争われます。
このラージボールリーグの開催は、2年ぶり開催となりました。
私にとっては、ラージボールに対してのモチベーションの1つでもありました。
再開はとても嬉しいです。
今回はシングルとダブルスで2試合ずつ出場し、全て勝つ事ができました。
次回もしっかりと準備をして、チームの勝利に貢献していきたいです^^
さて、本日は『ラージボールで使用するラケットについて』書いて行きたいと思います。
【ラージボールを始める際に、どのようなラケットを選定したら良いかわからない】という話をよく聞きます。
是非、参考にしてみてください。
ラケットは何を使用してもかまわない
各種メーカーのカタログを見ていると、ラージボールの専用コーナーのページがあると思います。
よく勘違いされがちなのは、ラージボールのラケットは「ラージボール専用のラケットを使わなければならない」と思われている所です。
実は、これは間違いです。
メーカーのラージボール専用ページに掲載されているラケットは、メーカー側がラージボールに適しているとし、推しているラケットです。
「ラケットは基本的に何を使用してもかまいません」※硬式のラケットでも良い
カーボンが搭載されたラケット
メーカーより、ラージボールに適したラケットとしてよく販売されているのが、板にカーボンが搭載されたラケットです。
ラージボールに合うとされているラケットに、カーボン(特殊素材)が搭載されているのには理由があります。
- ラージボール自体が空気抵抗を受ける為、ボールが飛ばない。その分をラケットの反発力で補う
- お年寄り、レディースとパワーが少ない選手もカーボンの力で打力を補える
などです。
また、ラージボールは、発足した当初はレクレーション要素の強いスポーツでした。
しかし、近年では全日本選手権という一大大会が開催されるなど、競技化が急速に進みました。
よって、競技志向の選手も威力を求め、カーボンラケットを好んで使用する場合があります。
木材ラケットの良さ
ラージボールをプレーする選手の中でも、特殊素材が搭載されたラケットより木材のみで構成されたラケットを好む選手も多いです。
木材のラケットを好む選手の特長としては、まずは打球感です。
特殊素材が搭載されたラケットは、どうしても硬い打球感になってしまいます。
この部分で、好き嫌いは分かれます。
また、木材ラケットを使用するプレイヤーが最も大事にしている点は、安定感を重視したプレーをすることです。
今まで行われた全日本ラージや全国ラージの結果(優勝者)を見ても、安定感を重視した選手が上位に残っています。
※この結果からも、ラージボールはミスをしない方(減らした方)が勝つと言われるゆえんなのです。
よって、
- ブロックなどの守備的な要素
- 攻撃面のでの安定感
を重視した選手は、木材ラケットを好んで使用します。
ちなみに、木材ラケットでは飛距離やボールの威力が心配なのでは?という意見もあると思います。
私の感覚ですと、
- 特殊素材搭載のラケットは初速に強く(速い)、一方で卓球台に着いてから失速する
- 木材ラケットは初速は特殊素材のラケットに及ばないものの、卓球台に着いてからのボールの伸びが良い
それぞれのラケットにはメリットとデメリットがあり、どちらのメリットが自分には大きいのか考えながら選択するのが良いでしょう。
私は、今まで4回の全国大会に出てきましたが、大会後にはラケットも変わっていきました。
全国大会での経験(敗戦)を経て、より勝つための用具(ラケット)選択を目指していったからです。
次回は今現在、私が使用しているラージボールのラケットを紹介したいと思います。
それでは、本日もありがとうございました。
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1985年7月10日生まれ 静岡県在住。中学から卓球を始め、卓球歴は約20年。高校では地元地区の強豪校へ進学。高校時代の最高成績はインターハイ県予選ベスト16。社会人でも卓球を続ける。この時に様々な方との出会いを得て実力が向上。同時に、卓球の楽しさ、奥深さをさらに知る。転機となったのは、20代後半から始めたラージボール卓球。全国大会に4大会出場。最高成績は全国ラージボール埼玉大会で混合ダブルスでベスト8。その他オープン戦で多数優勝。また、指導経験は小学生~一般の方まで経験あり。身体の使い方に注力し、理論的で分かりやすいアドバイスを心がけている。現在は、小学校低学年(自身の子供)の指導中。まだまだ日々勉強中!よろしくお願いいたします。