【初級者向け】シェークハンドのグリップ(握り方)について①
こんにちはJです。
皆様、卓球ライフいかがお過ごしでしょうか?
本日は、シェークハンド(ラケット)の基本的な握り方を紹介します。
※握り方=以下、グリップとします。
初心者、初級者の段階で何気なくラケットを握り、プレーをしてしまっている選手も多いのではないでしょうか。
ラケットの握り方は個人の自由ですが、それでも基本的なグリップを知っておくことや、癖の少ないグリップで初期設定をすることで、様々な技術の習得もしやすくなります。
それでは本日もよろしくお願い致します。
基本的なグリップ
まず、シェークハンドの基本的に握り方から紹介します。
ポイントは利き手の親指と人差し指の付け根の部分(水かきの部分)
ラケットのグリップの根本部分(エラ部分)です。
親指と人差し指の付け根の部分(水かきの部分)とラケットのグリップの根本部分(エラ部分)を合わせ、、、、
挟みこむような形でラケットを持ちます。
そして、中指、薬指、小指はグリップに添える様な形で付けます。
これがシェークハンドの基本的なラケットのグリップになります。
この段階では、親指と人差し指でラケットを挟み込み、軽く握っている感覚です。
中指、薬指、小指に関しては、ほとんど力は入っていません。
しかし、実際にフォアハンド、バックハンドを打つ際は、中指、薬指、小指に力を入れ、ラケットをしっかりと握ってスイングする形になります。
グリップによってやりやすい打法が変わる
ニュートラルグリップ
先ほど紹介したグリップはいわゆる「ニュートラルグリップ」と言われるグリップです。
画像のようにラケットと腕が一直線になっています。
フォアハンド、バックハンド、ツッツキなど、どの技術に対しても一通りやりやすく、癖のないグリップです。
初心者、初級者の選手にお勧めです。
フォアハンドグリップ
次に紹介するのは「フォアハンドグリップ」です。
画像のようにラケットの根本(エラ)部分が親指側にきます。
ラケット面を開きやすい、ラケット面を伏せやすい等のメリットがあり、文字通りフォアハンド系の技術がやりやすいグリップになります。
ただし、反面、バックハンド系の技術が少々やりにくいのがデメリットです。
バックハンドグリップ
次に紹介するのは「バックハンドグリップ」です。
画像のようにラケットの根本(エラ)部分が人差し指側に来ます。
少し、手首を巻くような形になります。
バックハンドグリップは、バック面の角度が自然に出やすい為、バックハンド系の技術がやりやすいグリップです。
一方で、フォアハンドについては、巻くようなグリップになる為、このグリップのまま打とうとすると、上手く打てない選手もいます。
3つのグリップを紹介しました。
フォアハンドグリップ、バックハンドグリップは、極端になり過ぎてしまうと得意、不得意がハッキリと出てしまうグリップです。
初心者、初級者の選手には、癖のないニュートラルグリップがお勧めです。
極端に苦手な技術が出ないグリップが理想
グリップは選手によってマチマチです。
今まで見てきた中でかなり変わったグリップをした選手もいました。
例えば、
- 人差し指を極端に真ん中に寄せたい一本指しグリップ
- バック面を人差し指と中指で支える二本指しグリップ
などです。
これらのグリップは、真面目でお堅い指導者の方なら「けしからん!すぐ直しなさい!」と言いそうなグリップですが、、、
一見特殊なグリップでも、その子にとってそのグリップが合っていて一通り苦手(不便)な技術がなければ、直す必要は無いと私は思います。
グリップにとって、重要な事は
- その人に合っているか(プレーに不自由していないか)
- 極端に苦手な技術がないか
という点です。
とはいえ、何度も言いますが、初心者、初級者のうちは、癖のないグリップをお勧めします。
次回も、もう少しグリップについて、掘り下げて話して行きたいと思います。
本日もありがとうございました。
よく読まれている記事はコチラ
・フォアハンドは腋の締めすぎに注意
・卓球におけるオープンハンドとは
いつもブログ記事を読んでいただき、ありがとうございます。アマチュア卓球上達塾では、卓球上達のためにブログやSNSで情報発信をしています。また、卓球上達のためのDVD教材の販売も行っております。卓球に関するご質問やお問い合わせ、ブログ記事に対するコメントなどがありましたら、下記のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
メールアドレス:info@real-style.co.jp
1985年7月10日生まれ 静岡県在住。中学から卓球を始め、卓球歴は約20年。高校では地元地区の強豪校へ進学。高校時代の最高成績はインターハイ県予選ベスト16。社会人でも卓球を続ける。この時に様々な方との出会いを得て実力が向上。同時に、卓球の楽しさ、奥深さをさらに知る。転機となったのは、20代後半から始めたラージボール卓球。全国大会に4大会出場。最高成績は全国ラージボール埼玉大会で混合ダブルスでベスト8。その他オープン戦で多数優勝。また、指導経験は小学生~一般の方まで経験あり。身体の使い方に注力し、理論的で分かりやすいアドバイスを心がけている。現在は、小学校低学年(自身の子供)の指導中。まだまだ日々勉強中!よろしくお願いいたします。