格上の速い選手に対抗!?遅い展開にする方法【前編】

シングルス

今回は、自分よりも格上で速い選手に対して、自分のペースに合わせた遅い展開の作り方についてお話していきたいと思います。

強豪校の選手やトップレベルの選手は、自分よりも速い選手が多いと思います。

そんな速い選手に自分から速い勝負を挑んでも、多くの方は負けると思います。

相手選手は速い展開を練習してきて試合で実践しているのに、速い展開を練習していない自分が勝てるわけがありません。

どう対抗するのか?

では、どうすれば対抗できるのか。

それは、遅い展開に持ち込むことです。

ただし、遅い展開に持ち込んでも相手のペースにされては意味がないので、上手く自分のペースにする必要があります。

余談ですが、世界選手権に出場するようなレベルの選手でも、意外と遅いなという選手はいます。

そういう選手は、どこに気を付けているのかを意識しながら、試合の動画などを見てみてください。

今回は、そんな遅い展開から勝つためのポイントについて、説明していきます。

共通点

まず、遅い展開で勝つ選手には、共通点があります。

それは、以下の3つになります。

  • 下回転メイン
  • ループ多用
  • 速い打点のブロック

それでは、1つずつ見ていきます。

下回転メイン

1つ目の共通点は、下回転系がメインとなってラリーがスタートするところです。

短いショートサーブや長いロングサーブなどはありますが、上回転をかけると展開が自然と速くなってしまいます。

なので、下回転をしっかりとかけて、相手選手にストップやツッツキ、ループドライブをさせます。

自分がレシーブの場合は、ストップやツッツキを使ってレシーブしていきます。

こうすることで、ラリーのスタートがすごく遅くなります。

ここで、チキータやフリックをするのも戦術の一つとしてはありだと思いますが、それをしてしまうと速い展開になってしまいます。

なので、それを自分よりも速い選手にしてしまうと負けてしまいます。

それで負けてしまうのなら、無理に速い展開にせずに、下回転をかけてゆっくりなスタートから始めたほうがいいです。

続きは、次の記事でお話していきます。

この記事を書いた人卓球上達編集部卓球上達編集部
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