【OBUコーチ】コロナ禍での試合再開

OBUコーチ

こんにちは。

静岡のOBUです。(^o^)

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

コロナ禍での試合再開

ついに、コロナ禍での試合が再開されました。

私、OBUの住む静岡市での話です。

先日、静岡市社会人卓球リーグ戦(前期)が静岡市中央体育館で開催されました。

中高生の試合は先行して行われていましたが、一般の試合ではこの試合が今シーズン初めてです。

これまで、コロナの影響で卓球の試合が出来ない状況がずっと続いていました。

やっと、シーズンが始まったという感じです。

一選手としてはワクワクしています。

協議・準備

この大会を開くにあたり、静岡市の卓球協会では、どのように行なうべきかをずっと協議・準備してきました。

静岡市卓球協会のHPの新着情報をご覧頂ければ、その経緯が分かって頂けると思います。

新型コロナウィルス感染症への対応としては、第13報まで出ていますので、それだけでも二転三転苦労した背景が想像できると思います。

全国を見渡せば、どこの市や県の卓球協会も対応に苦慮していることと思われます。

私たち静岡市では、ガイドラインを作成し、これに基づいて試合に参加して頂くように各チームに促しました。(前述HPのサイドメニューにバナーがありますので是非ご参照ください)

今年度はどの大会を開催し、どの大会を中止にするかという検討からスタートしました。

最も参加人数が多くて人気の高い静岡社会人卓球リーグ戦を、優先して何とか開催しようという話になりました。

通常であれば1,000人程度の選手・役員が一堂に会して行う試合です。

コロナ対策

3密になるのは必至です。

では、どうやって開催するのか。

別の大会として割り当てていた会場をこの試合に回して、3分割(後期のみ2分割)しました。

そうやって、使用する各体育館の使用人数制限を下回る様に配慮しました。

例えば、静岡市中央体育館なら、630人の上限のところ(2020年9月13日時点)を、350~400人の参加者を見越して分割しました。

「さすがにこれならば3密を避けられるだろう」

と思われる人数に抑えることが狙いです。

大会当日は、ガイドラインに沿った大会運営を試み、現時点で出来る限りの対策を行いました。

例を挙げると、

  • 体育館入り口で検温・手指の消毒を行う。
  • 選手と大会役員のみ入場可とする。
  • 3密状態となる朝の練習は中止。
  • 試合のないチームは観覧席に上がる。
  • 選手以外は審判もベンチもマスク着用。
  • 試合前後の握手、ハイタッチはしない。
  • 観覧席、ベンチの選手は間隔を空けて座る。
  • 試合中の選手は極力大声を出さない。
  • 2時間おきに試合を中断して換気する。
  • 更衣室の同時使用人数は5名までを目安とする。
  • シャワー室の使用禁止。
  • 昼食時も会話は可能な限り控える。
  • 当日、参加選手一覧を各チーム代表者がとりまとめて本部に提出。

などです。

大会当日は、大きな混乱もなく試合が進められました。

選手の皆さんと役員の皆さんのご協力のお陰です。

本当にありがとうございました。(^^)

開催して良かった

やはり、棄権するチームも出てきました。

勤務先から人が集まる場所を避ける様に言われている選手や、静岡県外の選手で構成されているチームなどです。

今回は、静岡県外から参加する選手は遠慮して頂くように事前通達しました。(今後の状況によりこの条件は変動しますが)

試合が始まってしまえば、通常通り、選手の皆さんの躍動するプレーが観られました。

やはり、開催して良かったと思いました。(#^^#)

まだまだ予断を許さない状況なのですが、今回のチャレンジで、コロナ禍でなんとか大会を行っていく道筋がついたと思います。

コロナが始まった矢先では、今年度は大会の開催は無理ではないかという見方もありました。

そういう意味では、非常に大きな一歩を踏み出したと言えるのではないでしょうか。

ウィズコロナ時代の、大会開催の一つのモデルになると思います。

今回は、コロナ禍でどのように大会を開催したかを取り上げました。

静岡市卓球協会の選手の皆さんには、事情がより深く分かって頂けたと思います。

また、他県や他地域の卓球協会役員の方の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人OBUコーチ(小吹 真司)OBUコーチ(小吹 真司)
昭和40年12月31日生まれ。血液型O型。兵庫県西宮市出身。現在は静岡市在住。
中学1年より卓球を始め、卓球歴は40年以上。中学高校時代は鳴かず飛ばずの成績。高校時代は県大会前の地区予選3回戦ボーイであった。インハイなど全国大会出場経験無し。大学時代飛躍的に卓球技術が向上。東海学生卓球リーグ2部で全勝しチームの優勝に貢献し敢闘賞を受賞。3人の元インハイ出場の選手に勝つ。30代の時に東海選手権(年代別個人戦)で、ベスト8に入る。高島規郎選手、古川敏明を選手を師と仰ぐ。現在も現役選手として試合に参加している。静岡市卓球協会の常任理事として静岡市の一般の試合の大会運営や広報活動を行う。また中高生の指導に当たる事もある。2005年から卓球のメールマガジンを発行中。現在も続いている。著書「OBUさんの初心者卓球上達法~卓球が上手くなりたい人へ」(文芸社)
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