現状を打破しよう

メンタル

一生懸命やっているのに、なかなか成果に結びつかない。

そういうケースは多々あります。

もしかしたら、努力の方向性が間違っているのかも知れません。

正しい努力をしなければ、いつまで経っても目標に辿り着きません。

どうすれば現状を打破して、目標に効率良く辿り着けるのか。

今号では、事例を挙げてこの点を探ります。

あなたの卓球上達のヒントになれば幸いです。

学習塾経営のMさんの話

私の友人のMさんは、静岡市清水区で塾の経営をしています。

小学生から高校生まで、勉強の仕方を教えています。

勉強そのものを教えることもあるのですが、主には勉強のやり方を教えているのです。

そんなMさんから、Aくん(小学6年生)の受験に関するエピソードを聞きました。

Aくんは中学受験を目指していました。

しかし直前の模試で良い成績が残せず、志望校に対してC判定となったそうです。

Aくんはかなり自信を無くしていました。

本番の試験までにもう一回模試があります。

Mさんは悩んだ挙句、Aくんに次の模試は受けさせない決断をしました。

何故なら、Mさんは

「次の模試も上手く行かなかったら、Aくんは本当に自信を無くし、本番の試験でも力を発揮できないだろう」

と考えたからでした。

その代わりとして、本番の試験日から逆算し、MさんはAくん用に徹底した学習計画を立てて2人で実行して行きました。

過去7年間の入試問題を古いものから順にやっていったのですが、最初の3年間分は、弱点探しとその克服です。

その結果、Aくんは似た問題の同じ箇所で間違うことが判明したのです。

繰り返しその問題を解き、何となく解き方が分かったところで、MさんはAくんにその解法を自分の前でプレゼンさせました。

Mさんは、Aくんが自分の言葉で解法を人前で言うことで、Aくん自身の理解が深まると考えたのです。

最近の過去問題の4年間分は、弱点を本当に克服できたかどうか、実力を試す意味で行なわれました。

ここでAくんは弱点を見事克服し、やれば出来ると自信を深めて行きました。

本番の試験でも実力を発揮し、志望校に合格することが出来たのです。

C判定からの見事な逆転劇でした。

Aくんに限らず、塾生に対するMさんの学習方針は、

1.徹底した予習をする
2.学習計画を立てて、振り返る

の2つの様です。

学校でやる内容を先に予習してしまうことで授業で聞くことが頭に入って来やすい状況を作り出すそうです。

また、1週間の学習計画を立てて、毎日、何を学んだのかを記録して行きます。

そして1週間経ったところで、今週1週間何を学んだのかを記録を見ながらMさんの前で発表させるのです。

こうすることで、1週間前の自分と比べて今の自分がどれだけ成長できたかを自覚するのだとMさんは言います。

他人と比較するのではなく、過去(昨日)の自分を超えられたかに目を向けさせるのだそうです。

また、勉強とは思い出す力を付けることだ、という考えもMさんの根底にあるのです。

・・・・・

さて、見事志望校に合格したAくん。

ここからがAくんとMさんの凄いところです。

実は、MさんはAくんと約束をしていました。

それは、志望校に合格しても勉強を続ける、ということでした。

たとえ受験前のやる気の60%でも構わない、とにかく完全に気を抜くことはせずに勉強を続ける、と約束していたそうです。

Mさんとの約束を守ったAくんは、入学直後の中間試験で、なんと学年3位の成績を取ったのです。

さらにAくんは努力を続け、続く期末試験、その次の中間試験でなんとなんと学年トップになったのです!

通常ならば志望校に合格したところで歩みを止めてしまうところですが、やり続けたところが私は凄いと思います。

成るべくして成る

Aくんの「志望校受験」を、私たちの「卓球上達」に置き換えて考えてみて欲しいのです。

Aくんの成功パターンから、私たちが学べることは何だろうかと考えた場合、1つ言えることがあります。

それは「成るべくして成る」ということ。

Aくんは、やみくもに勉強してたまたま志望校に受かったのではなく、Mさんの指導下で「計画的に」受かったのです。

冒頭の、

「一生懸命やっているのに、なかなか成果に結びつかない」

は、Aくんの例で言うところの

「やみくもに勉強している(結果C判定)」

状態ではないでしょうか。

もう一度、それを思い浮かべるだけでワクワクする目標(自分の夢)を見定めて、実現する計画から見直してみましょう。

例えば、普段の練習。

フォア打ち、ショート打ち、ドライブ、フットワーク、3球目など、

自分の調子を出すための練習にだけ、あるいは自分の好きな練習メニューにだけ、偏っていることはないでしょうか。

調子を出す練習も大切ですが、本来の練習は、自分が出来ない技術を出来る様にすることです。

将来やりたいプレースタイルに必要な技術の習得に時間を費やす様に練習メニューを工夫しましょう。

例えば、普段の生活。

良くないと分かっていても、ついつい夜更かししていないでしょうか。

あるいは、食べ過ぎていないでしょうか。

無駄なテレビや動画を、つい惰性で観ていないでしょうか。

それらは自分の目標(夢)の実現に、本当に必要な事でしょうか。

完全にゼロにすると生活がギスギスしますが少しは強い意志を持ち、己を律する気持ちを持ち続けましょう。

そして行動を変えて行きましょう。

 

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この記事を書いた人OBUコーチ(小吹 真司)OBUコーチ(小吹 真司)
昭和40年12月31日生まれ。血液型O型。兵庫県西宮市出身。現在は静岡市在住。
中学1年より卓球を始め、卓球歴は40年以上。中学高校時代は鳴かず飛ばずの成績。高校時代は県大会前の地区予選3回戦ボーイであった。インハイなど全国大会出場経験無し。大学時代飛躍的に卓球技術が向上。東海学生卓球リーグ2部で全勝しチームの優勝に貢献し敢闘賞を受賞。3人の元インハイ出場の選手に勝つ。30代の時に東海選手権(年代別個人戦)で、ベスト8に入る。高島規郎選手、古川敏明を選手を師と仰ぐ。現在も現役選手として試合に参加している。静岡市卓球協会の常任理事として静岡市の一般の試合の大会運営や広報活動を行う。また中高生の指導に当たる事もある。2005年から卓球のメールマガジンを発行中。現在も続いている。著書「OBUさんの初心者卓球上達法~卓球が上手くなりたい人へ」(文芸社)
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