【卓球】試合で勝つための考え方
今回は、試合で勝てるようになるために覚えておきたい考え方についてお話していきたいと思います。
今回のお話は、上達して試合で勝つために必要な話だと思いますので、参考にしていただければと思います。
流行りは指導しない
指導者の中には、流行りのプレーを指導する人と指導しない人がいます。
なぜ、流行りのプレーを指導しないのか不思議に思う人もいると思います。
チキータなどの流行りのプレーは、多くの選手が取り入れているため、自分も取り入れたほうがいいと思いがちです。
しかし、それが自分のできる範囲で試合ができるかどうかがポイントになってきます。
この、自分でできる範囲で試合ができるかどうかという考え方は、とても重要な考え方になります。
自分ができること
まず、自分ができることを知る必要があります。
知ったうえで、試合だと自分のプレーはどうかなと分析します。
そうすると、自分ができることを見つめ直す機会になり、自分ができることを改めて知ることができます。
そこで、自分ができる技術や戦術などの中で試合を組み立てる必要があります。
安定して勝てない選手の試合を見ていると、難しいことをやって博打のようなプレーで自滅してしまう選手がいます。
チキータなど、入ったら決まる確率が高い技をやりたくなるのは分かりますが、決定率が低かったり、その後のプレーに影響が出る技をやっても勝てません。
それなら、自分ができて入る確率が高い技術で試合を組み立てたほうがいいです。
理想のプレーを試合でやりすぎてしまうと、点を取れずに自滅してしまうことが多いです。
なので、まずは自分ができる範囲の技術を知って、その範囲の中でプレーをすることを意識してください。
練習と試合は別
ただ、これは試合での話です。
練習では、自分ができることをどんどん増やす必要があります。
そのため、練習ではできない技術にどんどん挑戦してできることを増やしたり、できることの質を高めることが大事です。
- 練習:自分のできることを広める努力をする
- 試合:理想を求めずに、できる範囲で勝負をする
この2つのポイントを意識すると、自分よりも格下の選手に負けることは少なくなると思います。
また、自分のできる範囲の技術だけでは全然相手にならないような格上の選手と戦う場合は、例外として難しいプレーをすることもアリだとは思います。
ただ、基本的な考え方として、自分のできることを知ってその中で、確実な戦い方を身につけると、安定して勝ちやすくなると思います。