試合のプレーパフォーマンスを上げる方法とは!?【後編】

メンタル

前回のまとめを簡単にしておくと

  • 自分が選んだ良いプレーだけの動画を、自分が大好きな音楽を聴きながら見ます。
  • その後は、いいプレーをするかだけを考えることに集中します。

これが、セルフモデリング理論になります。

実は、セルフモデリング理論には、2つの方法があります。

ポジティブセルフレビュー

前回の記事で紹介したモノは、ポジティブセルフレビューに当たります。

格闘技やサッカーなど、相手選手の動きによって状況が変わってしまう、オープンスキル型スポーツに向いています。

逆に、体操や水泳など、自分のペースでプレーできるモノはクローズドスキルと言われています。

フィードフォワード

このクローズドスキルは、今までに身につけた技を組み合わせて新しい技を身につけるフィードフォワード法というモノと相性がいいんです。

例えば、体操選手が難しい技に挑戦しているんだけど、着地で失敗することってありますよね。

この選手に、スタートから着地までの全動作を撮影した動画を1つの動画にまとめて渡します。

そして、それを見せることによって、試合や練習で失敗をしなくなったという研究結果がもあります。

つまり、どれほど難しい技でも、細かく分解してつなぎ合わせた動画を見ることで、自身の脳にそのプレーはできるんだと勘違いをさせます。

その状態でプレーすることで、難しい技も習得することができます。

現代は、昔に比べて簡単に撮影ができる時代です。

これを使わないのはもったいないです。

前編と後編に分かれてしまいましたが、ぜひ試してみてください。

この記事を書いた人卓球上達編集部卓球上達編集部
私たち編集部は、坂本竜介選手や三田村宗明選手、松平賢二選手など元プロの選手などから、直接ノウハウを教えていただき、そのノウハウを取りまとめ、DVD教材として制作しています。
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