対策をしておけば、試合中に滑って失点することが減ります!
卓球は、前後左右に激しく動きますよね?
急に止まる時もありますし、急に動き出すときもあります。
この動きができることは、卓球ではすごく重要です。
しかし、急に止まったり動いたりすると、滑ってしまう時があります。
練習を多くしている選手ほど、この経験をしています。
滑ってしまうと、プレーに大きな支障が出ますよね。
そのため、滑ることへの対策をしておく必要があります。
そもそもなぜ滑るのか?
卓球シューズが滑る原因は、以下の二つがあります。
- ほこりや汚れ
- ゴムの摩耗や劣化
卓球シューズが滑る原因の多くは、ほこりや汚れにあります。
ほこりや汚れがシューズ裏に付着すると、グリップ力が弱まります。
そのため、滑ってしまいます。
このグリップ力とは、床を掴む力のことで、急に止まったり動いたりする卓球には、必要な力です。
体育館は、想像以上にほこりや汚れがあるため、知らないうちにシューズ裏にほこりや汚れが溜まってしまいます。
また、ほこりや汚れだけでなく、ゴムの摩耗や劣化で滑る場合もあります。
どのようなシューズでも、使い続ければシューズ裏のゴムはすり減ります。
ゴムがすり減ると、グリップ力も弱まります。
ゴムがすり減ったシューズの買い替えタイミングは、シューズ裏のゴムを見ます。
シューズ裏のゴムを見て、ツルツルになっている部分が多ければ、シューズの買い替え時です。
どうやって対策するのか?
シューズの滑り対策には、以下の4つがあります。
- 濡れた雑巾
- 手で拭く
- 滑り止めスプレー
- 掃除
濡れた雑巾
濡れた雑巾で拭くのではなく、濡れた雑巾をシューズを履いて踏みます。
こうすることにより、一時的にですがほこりや汚れが取れます。
ただし、シューズ裏のゴムが摩耗していると、滑り止めの時間は短くなります。
試合の時にこれを使う場合は、審判に許可をもらう必要がありますので、それを忘れないでください。
手で拭く
シューズ裏を、手で拭きます。
濡れた雑巾と同様で、手で拭くことでほこりや汚れが取れます。
これを行うのに審判の許可が必要ないので、試合でいつでも使えます。
ただし、この方法でほこりや汚れを取った後は、拭いた手をタオルや何かで拭く必要があります。
そうしないと、今度は手が滑りますからね。
これを試合で何回も行うのは、大変です。
なので、これは何度も行うというよりは、応急処置として行うという考え方のほうがいいです。
滑り止めスプレー
滑り止めスプレーは、スポーツ用品メーカーや卓球メーカーなどから販売されているため、そこから購入ができます。
滑り止めスプレーは、シューズ裏に直接吹きかけます。
しかし、床やシューズとの相性によっては効果がない場合もありますので、気を付けてください。
掃除
最後の滑り止め対策は、シューズ裏の掃除があります。
シューズが滑る多くの原因は、ほこりや汚れです。
なので、試合前や週に1回など、定期的に掃除をしましょう。
掃除の方法は、濡れたティッシュや雑巾などで拭きます。
水分を含んでいた方が、ほこりや汚れが取れやすいです。
普段からこうやって掃除をしておくと、滑りづらくなり、シューズの寿命が長くなります。
まとめ
滑る時の多くの原因が、ほこりや汚れです。
試合当日の対策も大事ですが、普段から定期的に掃除をしておくことが大事です。
普段から掃除をして、道具を大事に扱いましょう。
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