【OBUコーチ】単純だが奥が深い「コロコロ練習」

OBUコーチ 練習メニュー

こんにちは。
静岡のOBUです。(^o^)

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ありがとうございます。

『コロコロ練習』

Aさんの私設卓球場に練習に行かせて頂いて早数ヶ月となります。

毎週というわけではなくて、わりと断続的に行かせて頂いています。(^^;

現在Aさんは仕事はリタイヤして、年金を頂きながら趣味の卓球に専念しています。

聞くと毎日、他の卓球場に出向いたり、私設卓球場で腕を磨いているそうです。

何とも羨ましい限りです。(#^^#)

私設卓球場でAさんは、ほぼ毎日、障がい者の方たちのコーチをしています。

身体にハンデがあるので一般の人の様な動きは難しいけれども、その人ならではの動きが出来たりするそうです。

Aさんは障がい者の皆さんに対して、バックハンドを徹底的に練習させます。

実際に拝見したことはまだないのですが、ラリーが続くし、すごく上手いそうです。
一般の人と全く遜色ないレベルらしいです。

どんな人間にも可能性は無限にあるのだとAさんは言います。勉強になります。(#^^#)

元々熱血漢だったところに、教える生徒さん達がどんどん上達するので、Aさんの指導にもますます熱が入ります。

それにつれて、卓球の研究にも熱が入って行ったようです。

「私設卓球場」というよりも、まるで「Aさんの個人卓球研究所」の様です。

私が練習に行くと、練習時間の3分の1は、Aさんの研究成果を聞かされます。
私はもっと練習したいのですが。(^^;;

しかし、為になることが多いのも事実です。

その1つが「コロコロ練習」です。

やり方は、簡単です。

パートナーに、台上でボールをコロコロとネットからエンドラインに向けて転がしてもらいます。

エンドラインからボールが落ちるところを待ち構えて、フォアドライブを掛けて相手コートに入れます。

それだけの練習です。

簡単そうに聞こえますが、やってみるとこれが実に難しいです。

転がすスピードは、最初は速く、次にやや速く、普通、スロー、超スローとレベルが上がるにつれて遅くします。

これは、台からツーバウンド目で出るか出ないかの、ハーフロングサービスに対するドライブレシーブの感覚練習です。

転がすスピードが速い時は、ボールに勢いがあるのでドライブを掛けやすいのですが、超スローボールはとても難しいです。

ラケットは軽く握って力を抜き、スイングも軽くして、膝の曲げ伸ばしで打つのがコツになります。

レベルが上がれば上がるほど、ラケット角度はエンドラインに平行になり、オープングリップになって行きます。

必然的にインパクトの瞬間まで、首を回してボールを見ることになります。
これはカット打ちの時の体勢と同じですね。

単純な練習方法ですが、奥が深く、気付きが多い練習になりますので、是非、トライしてみてくださいね。(^^)

この記事を書いた人OBUコーチ(小吹 真司)OBUコーチ(小吹 真司)
昭和40年12月31日生まれ。血液型O型。兵庫県西宮市出身。現在は静岡市在住。
中学1年より卓球を始め、卓球歴は40年以上。中学高校時代は鳴かず飛ばずの成績。高校時代は県大会前の地区予選3回戦ボーイであった。インハイなど全国大会出場経験無し。大学時代飛躍的に卓球技術が向上。東海学生卓球リーグ2部で全勝しチームの優勝に貢献し敢闘賞を受賞。3人の元インハイ出場の選手に勝つ。30代の時に東海選手権(年代別個人戦)で、ベスト8に入る。高島規郎選手、古川敏明を選手を師と仰ぐ。現在も現役選手として試合に参加している。静岡市卓球協会の常任理事として静岡市の一般の試合の大会運営や広報活動を行う。また中高生の指導に当たる事もある。2005年から卓球のメールマガジンを発行中。現在も続いている。著書「OBUさんの初心者卓球上達法~卓球が上手くなりたい人へ」(文芸社)
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