【OBUコーチ】戦型は関係ないフォアハンドの体重移動

OBUコーチ フォア

こんにちは。静岡のOBUです。(^o^)

いつも私の記事を読んでくださって、ありがとうございます。

Aさんの私設卓球場(Aさん個人の卓球研究所と私は勝手に呼んでいます笑)で、また新しいことを教わりました。

フォアハンドの体重移動についてです。

台からの距離

ずっと古い卓球のスタイルが私には染みついていて、

「右利きのフォアハンドの体重移動は、全て右脚から左脚へするものだ」

と思っていました。

考え方が固かったので、このやり方が基本でこれと外れるものは邪道なやり方だとさえ思っていました。

でも一流選手のプレーを見ていると、実際は逆のケースもあるなと、分かってはいました。

特に中国選手は、右脚に体重をかけてフォアハンドを打つことが多かったし、張本智和選手も伊藤美誠選手もプレー中によくやっています。

そんなこんなで、何が正しいのだろうかと、ずっとモヤモヤした想いを抱き続けていました。

先日そのモヤモヤが解決しました。(スッキリ!)

前陣で打ち返す時と、中陣より後ろで打ち返す時で違うのです。

台からの距離がキーでした。

つまり、エンドラインから1m以内くらいの時は右脚を踏み出す形でフォアハンドを打ち、それより後ろだと右脚から左脚へと体重移動させながら打つのです。(距離はだいたいの目安)

回転よりスピードとコース

プラスチックボールになって、回転よりもスピードとコースがより重要になって来ています。

前陣を死守して、フラットで打っていける選手が有利になってくることは間違いありません。

そのためにも、2種類のフォアハンドの体重移動を、台からの距離によって使い分けることが重要になってきます。

これを意識してやるかやらないかで、大きく違ってくると思います。

戦型なんかは関係ない

私はカットマンなので、関係ないかというとそうではないのです。

台に寄せられてから強打を浴びる展開は多くあって、その時にいかに凌げるかがポイントなのです。

フォア・バック共に前陣でのブロック、もっと進化させて前陣でのカウンター、さらには台上で先手を取る技術も課題だと思っているのです。

この体重移動の使い分け技術は、今後の自分の卓球の技術の幅を拡げてくれる気がしているのです。(^^)v

この記事を書いた人OBUコーチ(小吹 真司)OBUコーチ(小吹 真司)
昭和40年12月31日生まれ。血液型O型。兵庫県西宮市出身。現在は静岡市在住。
中学1年より卓球を始め、卓球歴は40年以上。中学高校時代は鳴かず飛ばずの成績。高校時代は県大会前の地区予選3回戦ボーイであった。インハイなど全国大会出場経験無し。大学時代飛躍的に卓球技術が向上。東海学生卓球リーグ2部で全勝しチームの優勝に貢献し敢闘賞を受賞。3人の元インハイ出場の選手に勝つ。30代の時に東海選手権(年代別個人戦)で、ベスト8に入る。高島規郎選手、古川敏明を選手を師と仰ぐ。現在も現役選手として試合に参加している。静岡市卓球協会の常任理事として静岡市の一般の試合の大会運営や広報活動を行う。また中高生の指導に当たる事もある。2005年から卓球のメールマガジンを発行中。現在も続いている。著書「OBUさんの初心者卓球上達法~卓球が上手くなりたい人へ」(文芸社)
持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら