低年齢から始める卓球
こんにちはJです。
皆様、卓球ライフいかがお過ごしでしょうか?
本日は低年齢から始める卓球という事で執筆していきます。
実は、数カ月前より私の次男(5歳)も卓球を始めました。
現在は、フォアハンド、バックハンドの振り方など、本当に基本的な事を毎日繰り返し練習しています。
本日の具体的な内容としては、低年齢の子にどのようにフォアハンドやバックハンドを教えているのか、その様子や指導方法をお伝えできたらと思っています。
それでは、よろしくお願い致します。
低年齢の子のフォアハンド指導
まず始めに、前提として、低年齢の子の練習をする際は「多球練習」がおすすめです。
練習相手がトレーナー役となり、低年齢の子が数多くボールを打てるような練習をしてあげる事が理想的です。
さて、まずは基本姿勢からです。
「前習え」の形でラケットとフリーハンドの位置を同じ高さに設定し、構え、この状態でボールを待ちます。
注意点としては構えた時にある程度リラックスする事と、腋を締めすぎない事です。
腋を締めすぎてしまうと後に紹介する肩(腕)でのスイングが難しくなってきます。
練習者が構えてボールを待っている状態から、送球者はボールを出します。
この時に、練習者には、送球者がボールを出すのと同時にバックスイングを取り始めるように指導しています。
また、練習者が送球者のボールに対してタイミングを合わせるというよりは、送球者が練習者のタイミングに合わせてボール送ることが大事です。
練習者はあくまで低年齢の子なので、最初のうちはこちらが練習者に合わせて打ちやすいボールを送球することを心掛けます。
バックスイング
スイング
スイング時の注意点です。
バックスイングは腰でリードを取りますが、スイングは腰を回しただけのスイングにならないように注意します。
基本姿勢の時に少し触れましたが、腋を締めすぎてしまうと腰を回しただけのスイングになりやすいです。
腰でバックスイングをとっても、スイングは肩(腕)でします。
スイングをした結果、腰も回る、という形です。
バックスイング → 腰で取る
スイング→ 肩(腕)でする → 結果、腰も回る
始めのうちは練習者には、送球者がボールを出すのと同時にバックスイングをとることを指導しますが、慣れてきたら連続で送球していきます。
ある程度上手になってくると、リズムが上手くとれ、スムーズなスイングになってきます。
低年齢の子のバックハンド指導
続いて、バンクハンド時の指導方法です。
まず、バックスイング時は、ラケットが上向きにならないように指導します。
低年齢の子は、指導者側が教えた事は、見様見真似で真似しようとしますが、ラケット角度等、細かいところまでは気が向きません。
ラケット角度は卓球台に題して垂直か、やや面を寝かせてバックスイングをとります。
次にスイングです。
スイングは、後ろから前に押し出しただけのスイングにならないように指導します。
バックスイングをとった位置から、前腕を捻り回すような動作でスイングをするよう指導します。
このように指導することで、まず、打球点が安定してきます。
さらに、ナチュラルな上回転がかかる為、ボール自体も安定してきます。
こちらもある程度慣れてきたら、連続でボールを送って打つ練習をしていきます。
フォアハンドもバックハンドも最初は、フットワークを使わずに動かないで、スイングのみに注力した練習をするようにしています。
フットワーク練習は、とても大切な練習ではありますが、まずは、スイングの基本がある程度身についた上でフットワーク練習を取り入れていくことをお勧めします。
低年齢の子に教えることは根気が必要
低年齢から卓球を始めるメリットは、小学校の中、高学年になった際に、その時期から始めた選手よりも実力的に差をつけることができることだと思います。
対してデメリットは、低年齢ゆえに身体能力が追いつかなかったり、指導者側が伝えたいことが中々理解できないことです。
この点は、指導をしていく上で非常に根気が必要です。
こんなのもできないのか、理解できないのか、と時には思ってしまう事もあるでしょう。
しかし、それも「将来強くなるまでの一興」と捉え、今後の成長を楽しみに、おおらかな気持ちで見守って行ってあげましょう。
本日は、「低年齢から始める卓球」という事で、低年齢の子のフォアハンド、バックハンド指導の模様をお送りしていきました。
これからますます低年齢で卓球を始める子は増えてくると思います。
是非、参考になれば幸いです。
本日もありがとうございました。
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1985年7月10日生まれ 静岡県在住。中学から卓球を始め、卓球歴は約20年。高校では地元地区の強豪校へ進学。高校時代の最高成績はインターハイ県予選ベスト16。社会人でも卓球を続ける。この時に様々な方との出会いを得て実力が向上。同時に、卓球の楽しさ、奥深さをさらに知る。転機となったのは、20代後半から始めたラージボール卓球。全国大会に4大会出場。最高成績は全国ラージボール埼玉大会で混合ダブルスでベスト8。その他オープン戦で多数優勝。また、指導経験は小学生~一般の方まで経験あり。身体の使い方に注力し、理論的で分かりやすいアドバイスを心がけている。現在は、小学校低学年(自身の子供)の指導中。まだまだ日々勉強中!よろしくお願いいたします。