【OBUコーチ】チキータについて その4
こんにちは。
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『チキータについて その4』
通常練習の中でチキータが上手く行かない現状を、Aさんに相談してみました。
Aさんは笑って、
「それはそうだ。最初は上手く行かないのが当たり前だ」
と即座に言いました。
それを聞いて、自分はまだ発展途上なのだ、これから上手くなるのだと思えるようになりました。(#^^#)
Aさんを再び訪れたのは相談が目的ではなく、Aさんのノックをもう一度受けて、チキータの感覚を取り戻すためでした。
結論から言いますと、Aさんが出すボールに対しては、私のチキータはほぼミスなく打てる様になっていました。
以前、Aさんの指導で初めて挑戦した時より格段に上手くなっていたのです。
「なぁんだ、そんなに悪くないじゃないか」と拍子抜けした感じでした。(^^;;
「じゃ、どこが悪かったんだろう?」
と逆に疑問が増えました。
つまりAさんが出す一定のボールに対しては、私はほぼチキータで返せるということです。
ミスをするパターンも再認識しました。
一つは、サービスの長さを見誤った時です。
体勢が詰まったり、前のめりになったりして充分なスイングが出来ずにミスしました。
もう一つは、スイング方向が悪い時です。
どうも私はバックドライブの癖が抜けず、下から上に振ってしまうのです。
こういう時は、Aさんのボールに対してでもミスが出ていたのです。
普段の練習の中で上手く行かなかったのもおそらく、この二つが原因と思われます。
サービスの種類が分かっていて、かつ長さもほぼ一定のボールに対してもこのミスが出ているわけですから、種類も長さも一定でないものに対しては、同じミスが出る確率が上がるのも当然です。
Aさんとのノック練習の中で、もう一度、教わったチキータのコツを確認しました。
すなわち、
1.脚、顔、肘、ラケットの順で準備する。
2.バックハンドグリップで行う。
3.若干上向きのラケット角度で入り、ボールの左横を振り抜く。
4.手首の力を抜き、振り子の様に反動をつけて振る。
5.攻撃準備打という意識を忘れず、素早く次球に備える。
です。
もう一度コツを復習したので、後は通常練習の中でアジャストして行けば良いはずです。実践の中で経験を積みます。
・・・・・
Aさんのノック練習をもう一度受けて、改めて気付いた事があります。
それは、「迷ったら、ここへ戻れば良い」ということです。
ノック練習と通常練習を繰り返す中で、新しい技術を習得して行けば良いのです。
もうしばらくAさんの私設卓球場にお世話になることが多くなりそうです。(^^)
「チキータについて」シリーズは、その4でいったん終了します。
進展がありましたら、ご報告します。