動画から学ぶ際に意識したいこととは
コロナ禍で卓球の試合が中止になったり、思い切り卓球の練習が出来ない状況が続いています。
そんな状況になったこともあり、私は卓球の動画をよく観ています。
あなたは、どんな卓球の動画を観ていますか?
今号では、私が観ている卓球の動画とそこから何を学んでいるかについて、ご紹介します。
技術指導や練習風景の動画
まず、私がよく観るのは、サービスやバックハンドやカットなどある技術に特化した動画です。
上手い選手が、ある技術のコツを動画上で紹介しています。
私はカットマンですので、やはりカットマンの動画が多いです。
全体的な動きやリズムに注目しています。
それだけではなく、攻撃型の選手が技術紹介している動画も観ます。
私の課題はバックハンドですので、バックハンドで検索してみましたら、とても沢山ありました。
一通りざっと眺めてみて、全国的に有名な選手でなくても、
- これはプラスチックボールに対応した打ち方を紹介しているな
- カットマンの自分でも練習に採り入れられそうだ
と、内容で観る動画を選んでいます。
このように「あ、これだ!」と思ったら、お気に入りに保存して繰り返して観ます。
特に、練習前に見返したりすると良いですね。
Tリーグのチームの
- T.T彩たま
- 琉球アスティーダ
は、練習風景の動画もアップしてくれています。(^^)
- 一流選手はこんな練習をするんだ!
- なんてレベルの高さなんだろう!
と、ただただ驚嘆します。
身の程知らずも良いところなのですが、今度の練習で自分も真似してみようと思ったりもします。(^^;;
私がこの種類の動画を観るのは、「あくまで自分の練習に活かす」ためなのです。
ある選手のプレー集の動画
次によく観るのは、ある選手のプレー集などの動画です。
これは観ていて、とても楽しいです。(^^)
「いいとこ撮り」なので、短時間でその選手の凄いプレーをダイジェストで観ることが出来ます。
大好きなのは、丹羽孝希選手の動画です。
好プレー集が、最高に面白いです。
解説のアダムさんの、興奮した様子での「コゥキニワ!」が大好きです。(笑)
オリンピック期間中は、
- 混合ダブルス
- 男子団体
- 女子団体
の、試合の動画を本当によく観ました。
特に、混合ダブルスの決勝戦のダイジェスト版は、繰り返し観ました。
何回観ても感動します!
その他にも、往年の名選手の動画が好きです。
- スウェーデンが生んだ天才、ワルドナー選手のプレー集
- 尊敬するミスターカットマン高島規郎先生の現役時代のプレー
などです。
これらの動画を観る目的は、
- リラックスして卓球を楽しむ
- 卓球を改めて好きになる
- モチベーションを上げる
ためです。
試合の動画
ネット上には、色々な試合の動画がアップされています。
カットマンでオールラウンドプレーヤーの英田理志選手の試合を、私はよく観ます。
- 何で得点をしているのか
- 何で失点をしているのか
- 相手の選手の狙いは何か
- 英田選手はどのように対応しようとしているのか
- 逆に英田選手の狙いは何か
そんな切り口で、試合を観ています。
それと、必ず得点盤を見て、スコアは何対何かを意識しています。
そうすると、だんだん試合の流れとポイントが見えてくるのです。
例えば、
- 今はフォア前の攻防になっているな
- このサービス2本が勝負だな
とかです。
こういう見方を常日頃から養っておくと、実際の試合でベンチコーチに入った時や自分自身の試合の分析に使えます。
また、英田選手の戦術やそれを支える技術にも興味が行きます。
英田選手は、私にとっては理想のプレーを体現している選手です。
試合の動画を観る目的は、
- 上手い選手のやり方を学ぶ
- 自分の試合でも採用できる点を探す
- 分析力をつける
ためです。
まとめ
私が観る卓球の動画の種類と、その種類別の目的を挙げてみました。
動画一つにも色々な観方があるのだなと、分かって頂けたかと思います。
ただ気を付けなくてはいけないのは、ついつい長時間観てしまうことです。
時間を決めて観ることも大切ですね。
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昭和40年12月31日生まれ。血液型O型。兵庫県西宮市出身。現在は静岡市在住。
中学1年より卓球を始め、卓球歴は40年以上。中学高校時代は鳴かず飛ばずの成績。高校時代は県大会前の地区予選3回戦ボーイであった。インハイなど全国大会出場経験無し。大学時代飛躍的に卓球技術が向上。東海学生卓球リーグ2部で全勝しチームの優勝に貢献し敢闘賞を受賞。3人の元インハイ出場の選手に勝つ。30代の時に東海選手権(年代別個人戦)で、ベスト8に入る。高島規郎選手、古川敏明を選手を師と仰ぐ。現在も現役選手として試合に参加している。静岡市卓球協会の常任理事として静岡市の一般の試合の大会運営や広報活動を行う。また中高生の指導に当たる事もある。2005年から卓球のメールマガジンを発行中。現在も続いている。著書「OBUさんの初心者卓球上達法~卓球が上手くなりたい人へ」(文芸社)