【OBUコーチ】課題を持って臨むことで成長できる『試合に出る良さ』とは?
先日、お隣の富士市で行われた試合に、チームメイトと共に参加してきました。
今年度(2021年度)最初の試合となります。
コロナ禍にあっても、試合が出来るなんて大変幸せに思います。
富士市の大会役員の皆様、ありがとうございました。
試合に出ると、色々な良いことが分かります。
今回も試合に出ることで、改めて「試合に出る良さ」を実感しました。
どんな大会だったか
コロナ禍ということで、
- マスク着用
- 入り口での検温と消毒
が、義務付けられました。
- 声を出してのプレー・応援
- 選手同士の握手
- 台の上で手を拭
- チェンジコート
などが、原則無しです。
制限が多く、従来に比べると窮屈な印象ですが、今年度はこんな大会が多くなるはずです。
それでも、開催して試合が出来るだけで、ありがたいと私は思います。
試合は、団体戦でした。
予選リーグの後、決勝トーナメントでした。
沢山ゲームが出来るので、良かったです。
シングルス4本という、市民大会では目新しい取り組みでした。
2-2のタイになった時は、5番でビクトリーマッチをやります。
1ゲームのみの、試合となります。
ビクトリーマッチはTリーグで観たことがありますが、実際にやったのは初めてでした。
緊張感があり、とても盛り上がります。
課題を持って臨む
私は、この大会に向けて練習してきたのですが、課題を持って試合に臨みました。
その課題とは、「現時点で目標としているプレースタイルがどれだけ実践出来るか。」ということでした。
- 練習してきたことが試合で出来た部分
- せっかく練習したのに勇気がなくて使えなかった部分
が、ありました。
たとえ出来たことであっても、もっとこうすれば良いという様な技術的な新たな課題も見つかりました。
総合的に点数を付けるとすれば、100点満点中30~40点というところでしょうか。
まだまだ、未熟だと言うことです。
今後もカットと攻撃のバランスも考えて、新たな課題に取り組もうと思います。(^^)d
チームメイトの良さ
団体戦だったので、チームメイトの試合を応援します。
じっくりとチームメイトのプレーを観るのは、試合ならではだと思います。
今回新しく加わったメンバーもいたので、彼のプレーも興味を持って観ました。
いつも一緒にプレーしているメンバーが頑張っている姿に刺激され、よし自分もやるぞという気持ちになったりしました。
応援し、応援される。
いずれにしても、いつも一緒に練習している仲間と共に戦うという経験は良いものです。
試合の後に
実は、一番大事なのは試合の後だと思います。
- 身体のケアをすること
- 用具の手入れなど後始末をすること
それらはとても大切です。
しかし、最も重要な事は、「すぐに練習すること」です。
身体のパーツに痛みが残っていたりもするのですが、技術的な面もさることながら身体の感覚が卓球モードになっているものです。
ですから、その感覚が残っているうちに練習をするのです。
すると、その技術が身に付きやすいのです。
今まで出来なかったことが、急に出来るようになったりします。
経験的にそう思います。
試合はそれで終わりと言うものではなく、選手である限りずっと続いてくものです。
そのためにも試合の直後、出来るだけ早く練習をしていきましょう。
試合に出る効用
試合に出ると、
- 今まで練習してきた成果を試せる
- 上手く発揮できれば自信がつく
- また新たな課題が見つかり次に繋がる
という良さがあります。
さらに、
- チームメイトと絆が深まる(こともある)
- 直後に練習することでレベルが上がる
という特典が付いてきます。
このように捉えると良いことが多いので、やはり定期的に対外試合に出ることをお勧めします。
そして、試合に出るというチャンスを、最大限に活かす様にすると良いと思います。
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昭和40年12月31日生まれ。血液型O型。兵庫県西宮市出身。現在は静岡市在住。
中学1年より卓球を始め、卓球歴は40年以上。中学高校時代は鳴かず飛ばずの成績。高校時代は県大会前の地区予選3回戦ボーイであった。インハイなど全国大会出場経験無し。大学時代飛躍的に卓球技術が向上。東海学生卓球リーグ2部で全勝しチームの優勝に貢献し敢闘賞を受賞。3人の元インハイ出場の選手に勝つ。30代の時に東海選手権(年代別個人戦)で、ベスト8に入る。高島規郎選手、古川敏明を選手を師と仰ぐ。現在も現役選手として試合に参加している。静岡市卓球協会の常任理事として静岡市の一般の試合の大会運営や広報活動を行う。また中高生の指導に当たる事もある。2005年から卓球のメールマガジンを発行中。現在も続いている。著書「OBUさんの初心者卓球上達法~卓球が上手くなりたい人へ」(文芸社)