【卓球】卓球を始める時のラケットの選び方
今回は、ラケットの選び方についてお話したいと思います。
この記事は、卓球を始めようとしている方に向けた記事になります。
柔らかいラケット
ラケットと言っても、たくさんのメーカーや種類があり、何を使えばいいのかすごく悩むと思います。
ラケットには、ペン・シェイク・その他と色々な種類があります。
よほどの理由がない限り、シェイクを選べば問題ないと思います。
シェイクハンドラケットの中でも、木材合板や特殊素材入りと頭がこんがらがるほどの種類があるのですが、深く考えなくて良いです。
最初は、柔らかいラケットを選んでください。
訳が分からなくならうと思うので、ここは読み飛ばしていただいてもいいですが軽く説明させていただきます。
シェイクハンドラケット
ラケットを大まかに分けると、以下に分けられます。
木材5枚合板・木材7枚合板・特殊素材入り5+2枚合板・特殊素材入り7+2枚合板
一応、弾む順番としては以下の通りです。
木材5枚<木材7枚<特殊入り5+2枚<特殊入り7+2枚
ですが、使用する木材の種類や特殊素材の種類によって硬さは変わってくるので、一概にそうとは言い切れません。だから、訳が分からなくなるんです。
「木材5枚合板でも特殊素材入りラケットより弾むものもありますし、話が違うじゃん」となることもあります。
ちなみに、ここの話が分からなくても大丈夫です。
深いことは考えなくても良いです。
ラケット性能表
実は、各メーカー自社のラケット性能表という、一目でわかるグラフ表があります。
ほとんどは、縦軸がスピードで横軸が打球感です。
ここでお伝えしたいのが、スピードと打球感は普通は比例するということです。
スピードの出るラケットというのは、衝撃を殺さないため硬くできているはずです。
スピードが出ないラケットというのは、振動し衝撃が緩和するように柔らかくできているはずです。
この比例から逸脱しているラケットというのは、クセが強く他のラケットへの移行が難しくなるので、最初はおススメしません。
なので、縦軸と横軸のバランスが良いラケットの中で最初は柔らかめのラケットを使うといいです。
他に気にかけないといけない点は、まだまだあります。
ブレードサイズ・ブレード厚み・グリップサイズと種類・重量です。
ブレードサイズ
ブレードサイズは、157×150を選んでください。
一番数多くあるサイズであり、はがしたラバーを後で使いたくなった時にまた貼れるようにするためです。
ブレードの厚み
ブレードの厚みは、5.8mmが平均値だと感じています。+-0.5mmで選ぶと良いと思います。
ちなみに6mmを超えると少し厚いかな?と感じてきます。
たったの0.2mmしか違わないのに不思議なものです。
グリップサイズ
グリップサイズは、手の大きさによって選びましょう。
グリップには種類があり、ST(ストレート)・FL(フレア)・AN(穴とミック)とあります。
今回は、FL(フレア)についてお話していきます。
一番大事だと感じるのは、グリップの厚さです。
サイズ表記で言う100×24×34mmの24の部分になります。
平均的なサイズは24mmと感じています。
子ども~成人女性は22mm~24mmを使うと良いと思います。
あくまでも目安ですが、成人男性は24mm以上を使うと良いと思います。
あくまでも目安なので、お好みのサイズをお使いください。
重量
最後に重量ですが、平均は85gと感じています。
80g前後のラケットは軽いと感じますし、90g前後のラケットは重いと感じます。
たった5gしか違いませんが、卓球はラケットを振り回す競技なので、この5gが凄い違いに感じるようになります。
最初は、軽めのラケットを選ぶと良いと思います。
まとめ
以上が、ラケット選びで注意する点でした。
まとめると以下のようなラケットを選ぶと良いと思います。
- ラケットの種類:シェイクハンド
- スピードと打球感:各メーカーの性能表を見て、バランスの取れた、弾まず柔らかいもの
- ブレードサイズ:157×150
- ブレードの厚み:5.8mm前後をお好みで
- グリップサイ(FLの場合):100×24×34mm前後をお好みで
- ラケットの重量:85g前後をお好みで(軽いものがおススメです)
レベルアップしてもっと弾みが欲しいと思ったら、同じバランスの取れたラケットの中で好みで調整できる部分を考慮しながら、段々と硬さのあるラケットを選んでいくと良いと思います。
少しでも参考にしていただければと思います。