【Jコーチ】【ラージボール】ストップレシーブのコツとは?
Jコーチ スキルアップ ラージボール レシーブ 技術 練習メニュー
こんにちはJです。
皆様、卓球ライフいかがお過ごしでしょうか?
先日、私は、久しぶりにラージボールの大会に参加してきました。
ラージボールの試合に参加したのは、実に1年半振りの事でした。
ちなみに、さぼっていたわけではありません(汗)
コロナ禍により、ラージボールの大会はずっと開催されていなかったのです。
大会は、試合をするだけではなく、様々な人と触れ合う事ができます。
色々な方と近況を話したり、もちろん卓球の技術論なんかも語り合ったりします(笑
こういった感覚はとても久しぶりのことで、やっぱり大会って良いものだなと心から感じることが出来ました。
人との触れ合いって、本当に大切ですよね。
コロナ禍になってから、より一層強く感じるようになりました。
さて、今大会はミックスダブルス(男女混合)の試合でした。
結果は久しぶりの試合ではありましたが、優勝することが出来ました。
ダブルスの結果は決して自分だけの成果ではありませんが、今回は、相手のサービスに対してのレシーブが非常に良かったと感じました。
ダブルスのレシーブには
- ツッツキ
- フリック
- 流行りのチキータレシーブ
等がありますが、どの技術も思い付きだけでレシーブをする事はおすすめしません。
ダブルスですから、常にレシーブ後の展開(パートナーとの兼ね合い)を考えておく必要があります。
なので、事前にパートナーと、
- どのようなレシーブが良いのか
- どのようなパターンにしたいのか
話合っておくと良いでしょう。
今回、私達ぺアは、ストップレシーブを多く使いました。
ストップレシーブは、ネット際に短く返球をすることで相手に対して強いボールを打たせない事を目的とします。
もちろん簡単な技術ではありませんが、コツはあります。
ということで、本日は【ラージボールのストップレシーブのコツ】についてお話していきます。
それでは本日もよろしくお願い致します。
サービスの回転量を判断する
まず、相手サービスの回転量を判断する事が重要となります。
ラージボールの回転量は、非常に判断しずらいところがあります。
というのも、
- 切れていないと思って判断したボールが思ってた以上に切れていた
- 切れていると判断したボールが、自分のコートについた瞬間に回転がなくなった、結果、切れてなかった
などという事はよくあります。
回転量の判断を過ってしまうと、一転レシーブした際には相手のチャンスボールになってしまいます。
なので、ストップレシーブの成功率を高める為には、相手のサービスの回転量を判断することから始まるのです。
回転量の判断方法としては、「感覚」では無く「目視」を活用することをお勧めします。
先ほども書きましたが、ラージボールは自コートに着いてから回転量が減ったり、回転が変化する事も珍しくありません。
「感覚」のみに頼するのではなく、「目視」を活用することで適正な判断ができるようになります。
打点を意識しすぎない
次に、ストップレシーブをする際の打球点について、触れていきます。
ストップレシーブをする際は、「なるべく打球点を速くした方が良い」という指導を受けたことはありませんか?
しかし、結論から言うと、打球点については、あまり速いポイントを捉えることに固執する必要はありません。
「打球点を速くする」
条件の一つとして、前項で取り上げた「サービスの適正な回転量を判断している」という事が前提となります。
回転が不安定なラージボールにおいて、適正な回転量を判断する前に打球点のみを追求してしまうと、結果、上手くいかない場合も多いでしょう。
また、打球点の速いポイントを捉えなくても、ストップレシーブは可能です。
その場合、打球点の意識ではなく、ボールを浮かさないでネット際に落とすというコントロール面での意識が重要となります。
上から抑える感覚で
最後に、ストップレシーブのインパクト時の話を書いて行きます。
ラージボールでストップレシーブをする際は、
- 硬式卓球に比べて回転量の少ない下回転サービス
- ナックルサービス
をストップレシーブするという感覚を、意識すると良いでしょう。
私が、よく行った練習を紹介します。
練習相手(サーバー)にあえて、
- あまり切れていない下回転系サービス
- 下ナックル系サービス
を出してもらい、それをストップレシーブをする練習です。
切れていないサービスに対して、ラケット面をしっかり立て、上から下に向かって切り下すような感覚でインパクトをします。
この時に、ボールが浮かないように、ネット際に短くなるように丁寧にインパクトします。
ラージボールでは、切れていないサービスを処理する機会も非常に多いです。
このように、切れていないボールに対してもしっかりとストップレシーブをできる感覚を身につけておく事で、戦術の幅も広がってくることでしょう。
まとめ
本日は、ラージボールのストップレシーブについて書いてきました。
重要な手順をもう一度、簡潔に纏めてみますね。
- レシーブ時に相手のサービスの回転量をしっかりと判断する
- 打球点は速いところを捉える必要な無い。回転量を判断し、短くストップする意識を心掛ける
- 切れていないボールに対しては、ラケット面を立て上から下にスイング。ボールは浮かないようにする
以上です。
ラージボールのダブルスで有効なストップレシーブ、是非参考にしてみてください。
本日も、ありがとうございました。
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1985年7月10日生まれ 静岡県在住。中学から卓球を始め、卓球歴は約20年。高校では地元地区の強豪校へ進学。高校時代の最高成績はインターハイ県予選ベスト16。社会人でも卓球を続ける。この時に様々な方との出会いを得て実力が向上。同時に、卓球の楽しさ、奥深さをさらに知る。転機となったのは、20代後半から始めたラージボール卓球。全国大会に4大会出場。最高成績は全国ラージボール埼玉大会で混合ダブルスでベスト8。その他オープン戦で多数優勝。また、指導経験は小学生~一般の方まで経験あり。身体の使い方に注力し、理論的で分かりやすいアドバイスを心がけている。現在は、小学校低学年(自身の子供)の指導中。まだまだ日々勉強中!よろしくお願いいたします。