【OBUコーチ】フォア前練習 その1

OBUコーチ 練習メニュー

こんにちは。

静岡のOBUです。(^o^)

いつも読んでくださって、ありがとうございます。

前号でフォアハンドの体重移動について述べましたが、今号はその続編です。

タイトルにある様に、フォア前の練習です。

2つ紹介しますが、2つとも前号で述べた体重移動で行います。

ハーフロングサーブのレシーブ

1つ目は、フォア前にハーフロングで出されたサービスに対するレシーブです。

チキータレシーブ全盛となって、ここへサービスを出されるケースがとても増えてきました。

台から出ると、フォアドライブで一発で持って行かれる。

かといってネット際に短いと。ストップされて3球目が攻撃しにくい。

だからサービス側は、チキータのやりにくいフォア側にハーフロングを出して、甘いレシーブをさせて3球目を狙うワケです。

ペンホルダーの選手ならば、ラケットを立て台上レシーブはやり易いのですが、シェークハンドの選手は角度が出しにくいコースです。

一番の理想は、回り込んでバックハンドでチキータをすることです。

バックサイドががら空きになるのでリスクは高いですが、攻撃的なレシーブをすることが出来ます。

スタートを早くする

二番目は、フォアフリック又は攻撃的ツッツキです。

右足をぐっと踏み込んで体重をかけ、ボールの頂点を狙ってパンっと払います。

右人差し指を少し浮かすのがポイントで、打球と同時にグリップを握って人差し指をラケットにつけます。

攻撃的ツッツキの時も、上から相手コートに押し込むように頂点を捉えてツッツキします。

三番目は頂点を過ぎたところを、やや横回転を掛けながらバックサイドへツッツキすることです。

八割以上はバックへ返球されるので、それを待ってバックハンドで狙っていきます。

わざと相手に打たせてそれを待つ、という後の先の戦術です。

いずれにしても右足をぐっと踏み込んで、待って体重をかけて打球します。

スタートを早くすることがコツです。

恐々とレシーブしない

一番いけないのは、恐々とレシーブする事です。

これでは相手に易々と3球目を狙われて、相手の思うつぼです。

しかし、どんなに工夫しても至近距離で相手に強打される展開はあるものです。

下がって台から距離を取る時間がない状況で使うのが、フォアのカウンターブロックです。

これが2つ目のフォア前練習となります。

(次号へ続く)

この記事を書いた人OBUコーチ(小吹 真司)OBUコーチ(小吹 真司)
昭和40年12月31日生まれ。血液型O型。兵庫県西宮市出身。現在は静岡市在住。
中学1年より卓球を始め、卓球歴は40年以上。中学高校時代は鳴かず飛ばずの成績。高校時代は県大会前の地区予選3回戦ボーイであった。インハイなど全国大会出場経験無し。大学時代飛躍的に卓球技術が向上。東海学生卓球リーグ2部で全勝しチームの優勝に貢献し敢闘賞を受賞。3人の元インハイ出場の選手に勝つ。30代の時に東海選手権(年代別個人戦)で、ベスト8に入る。高島規郎選手、古川敏明を選手を師と仰ぐ。現在も現役選手として試合に参加している。静岡市卓球協会の常任理事として静岡市の一般の試合の大会運営や広報活動を行う。また中高生の指導に当たる事もある。2005年から卓球のメールマガジンを発行中。現在も続いている。著書「OBUさんの初心者卓球上達法~卓球が上手くなりたい人へ」(文芸社)
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