【卓球】コロナの中でできる練習法

OBUコーチ 練習メニュー

思ったように練習出来ないコロナ禍にある今、大事なことは逆転の発想です。

思う様に練習が出来ないということは、練習以外に使える時間がある。

そう考えることが出来ます。

今こそ、逆転の発想

この状況をどうプラスに転換するか、そう捉えることから始めましょう。

あなたは、今、この時間を使って何が出来るでしょうか?

私OBUがやったこと、あるいは今もやっていることを、これからご紹介します。

自分の卓球の再点検

コロナになる前に私は2つの全国大会に出場し、こんな感じでプレーをすれば良いのでは?という手応えを感じていました。

確かに今までにない良い試合は出来たのは事実ですが、だからと言って必ずしも勝利には結びつきませんでした。

私のプレーの中で何かが足りないのです。

時間がある中でまず行ったのが、この様な「自分の卓球の再点検」でした。

すると自分の課題が見えてきたのです。

コロナのこの時期、練習から遠ざかる分、自分の卓球を客観的にみる良い機会です。

  • 自分はどんなプレーをしようとしているのか。
    (あるいはどんなプレーがしたいのか)
  • 出来ていることは何か。逆に課題は何か。
  • そのためにはどんなことをしなくてはならないか。

これらをもう一度考え直してみると良いと思います。(^^)d

自分の、卓球全体設計図を思い描くのです。

これは。とても楽しい作業です。

そしてあなたの夢のプレーを実現するために、とても大切な事なのです。

練習再開時の練習をイメージする

コロナで体育館が閉鎖になり、全く練習が出来ない状態が続いていました。

この期間に、先に述べた自分の卓球を再点検しておくと、課題が見えて練習を再開した時のスタートダッシュが出来るようになります。

ブランク明けの練習は、嬉しさのあまり冷静さを失いがちです(笑)。

身体も慣れていないのですから、飛ばし過ぎないようにするのが肝心です。

まずはゆっくり基本練習から身体を慣らし、回を重ねながら少しずつギアを上げていくのがコツです。

コロナ前の調子に戻すこと。

これは誰もが考えることです。

しかしこれだけでは、練習再開後の数回の練習でおそらくクリア出来てしまいます。

今まで出来ていたことを、思い出すだけだからです。

ところがあなたは、自分の卓球の再点検をしているので、自分の課題がはっきりしています。

すぐに、課題練習に入って行けます。

スタートが違うのです。

これは大きいです。

あなたの卓球の調子が戻ったら、あるいは戻りつつある段階で、いち早くあなたの課題の練習に取り組みましょう。

あなたの成長速度が、確実に上がりますよ!

私OBUが住んでいる静岡市では、マスク着用・手指の消毒・十分換気出来る環境・三密を避けるなどの条件下で、徐々に卓球が出来る状況が整ってきました。(^^)

本当にありがたいことです。

体育館の職員の皆さんに感謝しつつ、私もコツコツ頑張ろうと思っています。

新技に挑戦する

コロナの影響で普段の練習場が使えない間、私は先輩のAさんの私設卓球場に訪れて、新技の習得に励みました。

具体的には、チキータ・YGサービス・フォアのカウンターブロックです。(メルマガで紹介していますね)

Aさんの私設卓球場では、多球練習が中心で、新技の習得にはもってこいの環境です。

それぞれの技術はまだ試合で使えるレベルではありませんが、私の卓球の設計図の中に確実に新たに書き加えられています。

コロナが無ければ、おそらくいつもの練習相手と普段の練習をし続けていたと思います。

これでは、新技の習得は出来なかったのではないかと思っています。

Aさんの存在が、私にとっては大変プラスになりました。

私は大変ラッキーでした。

練習が再開したら、ここで覚えた新技がどこまで出来るかを普段の練習相手で試してみようと考えていました。

ここでも私は、練習再開時の練習内容をイメージしていたわけです。

卓球の動画を観る

今は、YouTubeで色々な卓球動画を観ることが出来る時代になりました。

コロナで時間が出来た分、私も観る機会が増えました。

とても参考になるもの・刺激的な内容・見逃してしまった試合・もう一度観たい試合など盛り沢山です。(^^)

ここで気を付けないといけないのは、

  1. ある課題を持って見る
  2. 漫然と(楽しみで)観る

を意識して使い分けることです。

そうしないと、雑多な情報があるので、ついつい2.ばかりになってしまい、時間を浪費してしまいます。

これでは、せっかくコロナで出来た時間がもったいないです。

チキータやYGサービスなど新技を習得する時、私は並行してYouTubeの動画をよく観ました。

Aさんの私設卓球場で練習した自分の感覚を元に、参考になるものを探しました。

上手すぎて参考にならないもの(笑)、なるほどこれは使えると思わせるものなど色々見つかりました。

最初の自己紹介的な箇所は飛ばして、技術ポイントの解説と実技部分のみを見るようにしました。

全部見る必要はないのです。

今のあなたに必要な部分のみを選んで見れば良いのです。

これが1.の見方です。

2.の見方は楽しいのですが、あなたの卓球には何のプラスにもなりません。

TVのバラエティやクイズ番組と同じで、その時は楽しいのですが、後に何も残りません。

楽しいので私もついつい観てしまいます。

時間を決めるなどして、ほどほどにする様に心掛けてはいるのですが。(^^;;

練習以外で卓球にプラスになることをやる

コロナ禍で練習そのものが十分に出来ないのなら、練習以外で卓球にプラスになることをすれば良いと考えました。

私の場合は、ダイエットです(笑)。

健康にも良い、卓球にも良い、家計にも・・一石二鳥、いや三鳥か??

お陰様で-5Kgを達成しました。

誰か私を褒めてください(笑)。

私のダイエット方法は、以下です。

  • 3度の食事はするが、全体的に量を減らす。
  • 夜は極力軽めにする。
  • アルコールを飲まない。

夜遅くまで起きているとお腹が空いて食べてしまうので、早寝早起きをします。

今は4時に起きています。

そんな早起きをして何をしているのか。

家事をさっとやり、Zoomを使って早起きの仲間と勉強会をしたり、体操をしたり、メールチェックや仕事の準備をしています。

朝はとても効率が良くて、色々なことが短時間で済みます。

屋外に出ると、早朝は空気澄んでいて気持ちが良いです。

気分も良くなります。

お腹が空いているので、朝食が美味しくて一日のスタートが早く切れます。

こういう生活習慣でいることで、第一試合にも強くなります。

たいていの試合は、朝から始まりますから。

私の場合は、ちょっと極端かも知れませんが、早寝早起きの生活習慣はオススメです。

「コロナよ、どうもありがとう」と自然に思えるようになる位、お陰様でとても良い感じになってきています。(^^)

この記事を書いた人OBUコーチ(小吹 真司)OBUコーチ(小吹 真司)
昭和40年12月31日生まれ。血液型O型。兵庫県西宮市出身。現在は静岡市在住。
中学1年より卓球を始め、卓球歴は40年以上。中学高校時代は鳴かず飛ばずの成績。高校時代は県大会前の地区予選3回戦ボーイであった。インハイなど全国大会出場経験無し。大学時代飛躍的に卓球技術が向上。東海学生卓球リーグ2部で全勝しチームの優勝に貢献し敢闘賞を受賞。3人の元インハイ出場の選手に勝つ。30代の時に東海選手権(年代別個人戦)で、ベスト8に入る。高島規郎選手、古川敏明を選手を師と仰ぐ。現在も現役選手として試合に参加している。静岡市卓球協会の常任理事として静岡市の一般の試合の大会運営や広報活動を行う。また中高生の指導に当たる事もある。2005年から卓球のメールマガジンを発行中。現在も続いている。著書「OBUさんの初心者卓球上達法~卓球が上手くなりたい人へ」(文芸社)
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