息子(小学校2年生)の課題から考える初・中級者向けの課題とは?

Jコーチ 初心者

こんにちはJです。

皆様、卓球ライフいかがお過ごしでしょうか?

私事で大変恐縮ですが、先日、小学校2年生の息子が「全農杯 全日本卓球選手権大会 バンビの部 静岡予選」に参加し、準優勝することができました。

「全農杯 全日本卓球選手権大会」は、簡単に言うと小学生の全日本選手権大会です。
※ホープス=小学校5、6年の部
カブ=小学校3、4年の部
バンビ=小学校2年生以下の部

つまり、小学生にとっては最高峰の大会なのです。

私達親子も、この大会を目標に日々練習を重ねてきました。

昨年は、コロナ禍の影響で本戦自体が中止となっていました。

なので、今回の全国大会初出場(予定)という結果は、とても嬉しく思っています。

しかし、この成績に満足することなく、7月に行われる本戦では、1つでも多く勝てるよう親子で努力していきたいと思っています。

さて、私は、試合の際にはビデオカメラを持って行き試合の様子を撮影しています。

試合が終わってからビデオで確認し、具体的な問題点を洗い出します。

そして、次の試合までに練習し、問題点を向上させることが目的です。

「頭の中の記憶でこうだった」と覚えておくことも出来ますが、後々、ビデオで確認した方が問題点も明確に見えてきます。

なので、ビデオカメラで試合を撮影することは非常におすすめです。

今回は小学校2生ではありますが、息子の試合を通じて感じた事(課題)をピックアップし、皆さんにシェアしたいと思います。

※初・中級者の方でも参考になる部分はあると思います。

それでは本日もよろしくお願い致します。

対策と戦術が不足していた決勝戦

決勝戦の話です。

まず、今回息子は、相手の選手に対しての対策が明らかに足りていませんでした。
※これは私の責任です

決勝の相手は、左利きの選手でした。

左利きの選手に対して、右利きの選手と同様の試合運びをしてしまった為、最後まで良い展開にならずに負けてしまいました。

息子は、アップ系(上回転系)のサービスからラリー展開にして得点をするプレースタイルです。

ただし、このアップ系のサービスを決勝でも、いつも通り(右利きの選手と同様に)自分から見てクロスに出してしまっていました。

そうなると、対戦相手(左利きの選手)にとっては、フォアハンドで先手を取れることになります。

息子は終始後手に回り、相手のフォアハンドで打ち抜かれる展開になってしまいました。

打開策としては、下回転サービスを出して相手にツッツかせ、自分から攻撃を仕掛ける戦術が望ましかったと思います。

しかし、ここでも問題がありました。

普段より、下回転サービスからの展開をあまり使わない息子に、この戦術を使う事は出来なかったのです。

これらの事から、左利きの選手に対しての対策と戦術が明らかに不足していたことがわかります。

全国大会へ向けては、特に

  • 戦術の幅を広げる練習
  • 下回転サービスから3球目攻撃の練習

を多く取り入れています。

戻り(次の準備)を速くする

卓球は、レベルが高くなるにつれて、ラリーの回数が多くなってきます。

相手より1球でも多くコートに返すことができれば、こちらの得点とすることができますが、その為には、打球後の戻り(次の準備)を速くすることが重要です。

息子の場合、特にツッツキ(ストップ含む)をした後の戻りが遅く、ツッツキをした後の展開が不利になることが多くありました。

実は、初級者もしくは中級者でも、ツッツキ後の戻りが遅くなってしまう人は少なくありません。

ツッツキ系(ストップ含む)技術は、ボールが自分のラケットからゆっくり飛ばされます。

その為、そのボールスピードにつられて、自分の動き(戻り)までゆっくりになってしまうことがあります。

「ボールをゆっくり飛ばしても、自分の戻り(次の準備)は速く!」を意識することが、重要です。

フリーハンドを下げない

卓球では、フリーハンドで左右のバランスを取りながらプレーをすることは非常に重要な事です。

息子は、試合中にフリーハンドが下がってしまう事があります。

特に、レシーブからバックツッツキをする際に、だらんとして卓球台より下に下がった状態のままレシーブ(ツッツキ)をしていました。

では、この状態は何が問題なのでしょう?

答えは、フリーハンドが下がったままだと、ツッツキ後の自分から攻撃をしかけたい場合にスムーズに攻撃に移れないからです。

フリーハンドは、ラケットハンドと同じ高さの位置にキープしておくことが理想です。

フリーハンドは、試合の本番だけ気を付けても直りません。

日頃の練習より意識付けをし、理想の位置にキープできるよう癖付けをしておきましょう

毎日の意識で良い癖をつけよう

本日は、全農杯 全日本卓球選手権大会(予選後)後の息子の課題を、いくつか挙げてみました。

今回挙げた課題は息子に限らず、初・中級者の方にも参考になる課題だと思いシェアしてみました。

特に、

  • 戻り(次の準備)の意識
  • フリーハンドの課題

は、日頃の練習の際に意識し、良い意味で癖付けしていくことが重要になってきます。

今回の内容が是非、皆様の参考になりましたら幸いです。

最後に、全国大会(本戦)は7月下旬に行われます。

まだ、1ヵ月半少しあります。

息子が今よりもレベルアップできるよう、私もサポートしていきたいと思います。

それでは、本日もありがとうございました。

ご質問・お問い合わせについて
いつもブログ記事を読んでいただき、ありがとうございます。アマチュア卓球上達塾では、卓球上達のためにブログやSNSで情報発信をしています。また、卓球上達のためのDVD教材の販売も行っております。卓球に関するご質問やお問い合わせ、ブログ記事に対するコメントなどがありましたら、下記のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
メールアドレス:info@real-style.co.jp
この記事を書いた人J.Kurishima J.Kurishima
1985年7月10日生まれ 静岡県在住。中学から卓球を始め、卓球歴は約20年。高校では地元地区の強豪校へ進学。高校時代の最高成績はインターハイ県予選ベスト16。社会人でも卓球を続ける。この時に様々な方との出会いを得て実力が向上。同時に、卓球の楽しさ、奥深さをさらに知る。転機となったのは、20代後半から始めたラージボール卓球。全国大会に4大会出場。最高成績は全国ラージボール埼玉大会で混合ダブルスでベスト8。その他オープン戦で多数優勝。また、指導経験は小学生~一般の方まで経験あり。身体の使い方に注力し、理論的で分かりやすいアドバイスを心がけている。現在は、小学校低学年(自身の子供)の指導中。まだまだ日々勉強中!よろしくお願いいたします。
持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら