【卓球】サイドスピンツッツキの3つのコツ
今回は、バックのサイドスピンツッツキについてお話していきたいと思います。
今回は、右利きを前提としてお話していきます。
右利きの場合ですと、ボールが左側に曲がっていくようなサイドスピンになります。
シェイクもペンも共通になりますので、レシーブで先手を取ったりエースを狙ったりと、攻撃能力の高いレシーブになります。
相手のサーブが分からない時に強くサイドスピンをかけると、相手の回転の影響を受けないというメリットがあります。
先手を取るだけでなく、このような活用方法もあります。
今回は、3つの手順でサイドスピンツッツキについてお話していきます。
打ち方
サイドスピンツッツキの大事なポイントは、ラケットの角度です。
サイドスピンツッツキでは、ボールの右下を捉えないといけません。
なので、通常のツッツキのラケット角度から45°斜めにします。そして、その角度でツッツキを行います。
なぜ、ラケット角度が45°なのかというと、サイドスピンツッツキ自体は色々な角度で出せます。ただ、45°が一番ボールをしっかりと捉えることができる角度なんです。
ラケットを倒しすぎるとこする感覚が強くないと難しいですし、起こしすぎると普通のツッツキになってしまいます。
POINT:通常のツッツキから45°角度を付けるだけ
待つ
サイドスピンが少しかかるようになったら、次のポイントは“待つ”ことになります。
普通に打っても良いんですが、そうすると浮いてしまったりとミスをしてしまいます。
個人的には、この“待つ”というポイントがサイドスピンツッツキをマスターするうえで、大事になってくると思います。
通常のツッツキは、速いタイミングで打ちます。しかし、サイドスピンツッツキの場合、速いタイミングで打ってしまうと少し押しながら打ってしまいます。
なので、いつもより待って引き付けてから打つ必要があります。
そうすると、前に飛ばす力が少なくなり、サイドスピンツッツキがかけやすくなります。
落ち着いてボールを待ち、バウンドの頂点が過ぎてから打ち返すイメージです。
待つことで、より安定感を出し相手を大きく揺さぶることにも有効です。
特にサイドスピンツッツキは、コースを突くのが有効です。
バックに面を向けた状態で待つと相手選手は回り込ませ、ボールを引き付けてサイドスピンツッツキで打ち返します。
POINT:待つことで、安定感と相手の動きが見える
切れ味大
最後は、バックサーブを打つイメージを持ってほしいと思います。
バックサーブの横回転系サーブを出す感覚がありますよね。
この感覚でサイドスピンツッツキを打つことで、より回転がかかりやすくなります。
なので、サイドスピンの感覚がいまいち掴めない、どう擦ればいいか分からないという方は、バックサーブのイメージでレシーブしてみてください。
POINT:バックサーブを意識するとより回転がかかる