チームへの貢献の方法
先日の団体戦では、私は選手としての出番がなかったため、チームへ貢献するチャンスが少なかったと感じていました。
しかし、試合後にこれまでの経緯を振り返ってみると、自分で言うのもおかしいのですが、良い貢献をしたと思われる行動がありました。
こんな貢献の仕方もアリだな、と感じた体験を皆さんとシェアしたいと思います。
それは試合球の提供
令和6年度の全国クラブチーム選手権は、スポンサーの関係で試合球はバタフライ製のものを使用することが発表されていました。
チームメイトはその事情をよく知らず、今まで通りNittakuやVICTAS製のボールで練習していました。
私はバタフライダブルスチームカップにも出場していたので、その時に頂いたボールをチームに提供したのです。
「今度の試合の試合球はバタフライだから、これを使って練習してね」
メーカーによりボールを打つ時の感覚、すなわち打球感が全然違うことを知っていたからです。
ここまでは良かったのです。問題はここからでした。
早速、そのボールで皆で練習したのですが、どうも全員調子が上がりませんでした。
私も打球した時にボールが変形するような違和感を感じて練習を早めに終えました。
どうも何かがヘンだ。
よくよくボールを見てみると、「A40+」という記載がありました。
大会要項を良く読むと「R40+」と書かれているではありませんか!
「あ、きっとこれが原因かもしれない」と直感しました。
ネットで調べたり、詳しい人に訊いたりして情報を集めたところ、明確な違いは分からないが全国大会など大きな大会でバタフライを使う時は大抵「R40+」だということでした。
私は翌日慌てて「R40+」を1ダース買い求め、試合直前の全体練習の日に、再度ボールを提供しました。
「ごめん、前のを止めて、こっちのボールを使ってくれ」
結果的には大正解で、チームの皆は徐々に調子を上げて行きました。
こっちの方がいいね、という声も聞き、試合当日までに間に合って良かったと私は胸をなでおろしました。
ボールによってこんなに違いが出るのだということを改めて感じましたし、大会要項はよく読まなくてはならないと反省しました。
予選会当日は、私の出番がないほどチームメイトは好調で、かつ気合が入っていて、チームは優勝。
全国大会出場が決まりました。
良かれと思ってやった行為が仇になっていたかも知れないと思うと冷や汗ものですが、結果的には良かったです。
ボールについて
メーカーによってボールの質にこれほどまで差がある現状は何とかならないものかと私は思います。
プラスチックボールになってから、メーカーによるボールの質の差がさらに激しくなった様に私は感じています。
大会により、試合球が選択制の時もありました。
じゃんけんで勝った方が好きなメーカーのボールを選べるというやり方です。
水谷隼さんが、この方法について
「試合直前まで野球をするのか、ソフトボールをするのか分からないようなものだ」
と言ってましたが、選手の窮状をよく表した言葉だと思います。
自助努力としては、大会要項をよく読み、使用球を確かめて事前によく練習しておくことです。
卓球界全体を長い目で見たら、きっと良い方向に進んで行くと信じていますが、当面自力で対応していくしかないと思われます。