一流選手の言葉
私は、卓球に限らずプロスポーツ選手の言葉が心に沁みることが多いのです。
インタビュー記事などは上手くまとめられているので好んで読みます。
最近、とても素敵なインタビュー紹介記事を読みましたので、これは皆さんにもシェアしたいなと思いました。
プロ野球阪神タイガースの岩崎優投手です。
記事のタイトルは
「日本シリーズ優勝に貢献、心優しき虎の守護神 - 岩崎優 -」
でした。
岩崎投手のプロフィール
まず最初に、岩崎投手のプロフィールをご紹介します。
いわざき・すぐる
1991年6月19日生まれ。清水東高、国士館大を経て2013年にドラフト6位で阪神入り。21年の東京五輪に日本代表として出場し、金メダル獲得に貢献した。23年は湯浅克己投手の故障で5月から抑えを任され、35セーブを記録。初のセーブ王に輝いた。18年ぶりのセ・リーグ優勝、38年ぶりの日本一を決める試合でいずれも胴上げ投手となり、同期で23年7月に脳腫瘍で亡くなった横田慎太郎さんのユニフォームを掲げて宙を舞った。185センチ、89キロ。(記事より)
私が改めて言うまでもありませんが、抑えのピッチャーとして凄い選手であることが分かります。
ドラフト6位ですから、入団当初は周囲から注目される様な目立った選手ではなかったみたいです。
そして亡くなった同僚のユニフォームを掲げて胴上げ投手になるなんて、なんて粋で優しくてカッコいい男なのでしょうか!
ちなみに出身校の清水東高校は、サッカーで有名で全国優勝した高校でもあります。
その時のメンバーには、長谷川健太さん、大榎克己さん、堀池巧さんがいます。
3人とも、元日本代表メンバーです。
長谷川健太さんはガンバ大阪の監督としても有名ですね!
漫画ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんは、長谷川健太さんと幼馴染だそうで、長谷川健太さんも漫画に登場します。
ちなみに私OBUも、さくらさんや長谷川さんと同い年です。
だいぶ、話が脱線しましたね。(笑)
一流選手の言葉
「継続」が生んだストレートを武器に「アレ」再び 32歳左腕ピークこれから
これが記事本文の見出しにあり、私はとても惹かれました。
書き出しは、
「32歳にして、野球人生の充実期を迎えている」
で始まります。遅咲きの選手ですね!
自主トレの様子では、自分の知識と経験を惜しみなくチームの後輩に伝えているそうです。
父久志さんの方針で野球を本格的に始めたのは、中学からで軟式野球だったそうです。
小学校の6年間は水泳をしていたとのこと。
ここからは、記事の一部を抜粋します。
—————————-(ここから)–
高校、大学でも公式戦での目立った実績はなかったが、「常に先を見てやっていた」と焦りはなかった。岩崎といえば股関節の柔軟性を生かした下半身の粘りと、しなやかな腕の振りから繰り出される伸びのあるストレート。「一番の武器」と自認する投球フォームを固めたのはプロに入ってからと言う。大学までは体の力がなく完成形ではなかった。ただ、その間も「毎日シャドーピッチングを欠かさず続けてきた」。
決して野球エリートではなかったが、自らの努力で今の姿につなげた。
「(置かれた環境に)文句を言うのはすごく簡単。目標があるのなら今できることを継続してやっていくことで先が開ける」
—————————-(ここまで)–
学生時代に実績を残すほどの実力があれば、それがそのまま通用するほどプロは甘くはないのでしょうが、それでもプロとしてやっていくことに有利なことには違いありません。
岩崎選手にはその有利さがなく、ただひたすらに自分が今できることに集中して上を目指して努力を続けたのです。
この点が私が感銘を受けたポイントです。
同じ境遇に置かれたとして、私たちは岩崎投手の様に努力を継続出来たかと聞かれれば、かなり怪しいのではないでしょうか。
「文句を言うのはすごく簡単。目標があるのなら今できることを継続してやっていくのだ。そこで初めて先が開けるのだ」
この言葉を深く胸に刻んで、日々の練習に臨んで参りましょう!