【卓球】卓球用語1:ロビング

卓球用語

今回は、卓球用語の中から“ロビング”についてお話していきます。

ロビングとは?

ロビングとは、台から離れた場所からボールを高く上げることで攻撃をしのぐ、守備的な技術のことを言います。

ボールを高く上げることで、ボールが落下するまでの間に体勢を立て直して反撃を狙うことが可能になります。

また、ボールを高く上げるため、相手選手は返しづらいです。

ボールを高く上げれば上げるほど、相手選手は返しづらくなる。これは、ロビングのセオリーになっています。

入れに行くだけや微妙な高さのロビングは弱いため、高く上げること意識して練習してみてください。

また、高さと同じくらい大切なポイントが、相手コートの深くに入れることです。

逆に考えると、浅く入ってしまったロビングは、相手からするとチャンスボールになります。

なので、できるだけ深くを狙ったロビングを打てるように練習しましょう。

理想は、もちろん深くて高いロビングです。

しかし、これを習得するのは難しいです。ロビングは、攻められている時に使うものなので、自分が落ち着いて打てる最高のロビングを普段の練習から意識してください。

ロビングに慣れた選手

ロビングに慣れてきた選手は、ロビングに回転を加えてバウンドを変化させてみてください。

ロビングのインパクト時に回転をかけることによって、ボールの軌道やバウンドに大きな変化が生じます。

これができるようになると、守備から攻めに転じるチャンスを故意的に作ったり、相手選手のミスを誘いやすくなります。

また、ロビングに回転をかけられるようになると、コースを限定させることができます。

このYouTubeの動画を見ると分かりますが、ロビングを上げた選手が大きく片側によっているのに、返す選手は空いているスペースではなく選手がいる方向に返します。

このようなシーンを見て、なぜなんだろう?と思われたことがあるかもしれませんが、これはロビングに回転をかけているためそっちにしか打てないんです。

打てないというよりは、回転に逆らって空いているスペースに打とうとすると、ミスをする確率が上がるんです。

だから、ミスの確率が低い選手がいる側に打ち返すんです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ロビングは、自分の技量と使い方によっては、守備的な技だけではなく攻撃的な技にもなります。

正直に言うと、ロビングを打てるようになるには、慣れるしかないと思います。

なので、練習中はもちろんですが、休憩時間などで遊び感覚でやると早く慣れて自分の武器になると思います。

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