【卓球】サービスの質を上げるためのポイント

サーブ

サービスは第1球目の攻撃です。

ですので、卓球技術の中で唯一、相手に邪魔をされない技術となります。

つまり、練習すればするほど得する技術でもあります。

今回は、「サービスの質を上げるためのポイント」についてご紹介します。

「トスを一定にする」

いつも一定の質のサービスを出すためのポイントは「トスを一定にする」ことです。

これを意識してやることで、かなりバラツキが無くなります。

トスを一定にするためには、トスのスタートの位置と高さを決めなくてはなりません。

私の場合、バックサービスがメインのサービスとなります。

左右の位置は、

1.センターライン
2.フォアセンター(センターラインとフォアサイドの中間)

の2か所です。

前後の位置は、いずれもエンドラインから10センチの位置です。

高さは台とほぼ同じ高さか数センチ上です。※投げ上げる時に台の下に行かない様に注意します。

この様に、前後・左右・高さの3要素を自分の中でしっかりと定めることで、オープンハンドで構える位置を決めます。

構えに入る前に左右の位置を確認する意味でボールを台上に置くのも良いでしょう。

ボールを上げる高さ

ボールを上げる高さは頭のてっぺんの高さです。

オプションは、それよりもさらに30センチほど高い位置まで投げ上げます。

スタートの位置はおへその前とし、右目の前を通過するイメージで落とします。

バックスイングはボールを投げ上げてから行ないます。

投げ上げる前でバックスイングすると相手に分かってしまいます。

ラケットは出来るだけ身体の近くを通過させるようにします。

腕で振るのではなく、身体(体幹)の回転を最大限に利用して振って行きます。

ラケットが身体から遠いと「振った」感はあるのですが、威力とコントロールの両面で近い場合に劣ります。

陸上のトラック競技で言うと、第8レーンではなく第1レーンを取るのです。

まとめ

以上がサービスを出すまでのポイントです。

ある程度出来たら、今度は狙ったところに狙った回転のボールが出せるかを意識します。

この様にポイントをおさらいしながら順番にやっていくのですが、時にはわざと全てのポイントを忘れてイメージだけで出してみる時もあります。

意識せずに全てのポイントをクリアし、自然にサービスが出せれば完璧だからです。

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この記事を書いた人OBUコーチ(小吹 真司)OBUコーチ(小吹 真司)
昭和40年12月31日生まれ。血液型O型。兵庫県西宮市出身。現在は静岡市在住。
中学1年より卓球を始め、卓球歴は40年以上。中学高校時代は鳴かず飛ばずの成績。高校時代は県大会前の地区予選3回戦ボーイであった。インハイなど全国大会出場経験無し。大学時代飛躍的に卓球技術が向上。東海学生卓球リーグ2部で全勝しチームの優勝に貢献し敢闘賞を受賞。3人の元インハイ出場の選手に勝つ。30代の時に東海選手権(年代別個人戦)で、ベスト8に入る。高島規郎選手、古川敏明を選手を師と仰ぐ。現在も現役選手として試合に参加している。静岡市卓球協会の常任理事として静岡市の一般の試合の大会運営や広報活動を行う。また中高生の指導に当たる事もある。2005年から卓球のメールマガジンを発行中。現在も続いている。著書「OBUさんの初心者卓球上達法~卓球が上手くなりたい人へ」(文芸社)

 

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