卓球コーチから2つの異なるアドバイスを受けたときの対処法
いつも読んで下さってありがとうございます。
%lastname%さんは、こんな経験はありませんか?
Aコーチは「全てフォアハンドで打て」と言い、
Bコーチは「バックハンドも有効に使え」と言う。
どちらのコーチも逆らうと怖い。(笑)
両方のコーチの顔を立てねばならず、
結局自分でどうするのが良いのか分からない・・・。
困りますよねー、こういう場合。(^^;;
そもそも自分をよく分かってくれていて、
適切なアドバイスを適切な時にしてくれる、
そんなコーチにアドバイスを受けたいのですが、
そんな都合のよいことは、まずありません。(笑)
別々のコーチが矛盾したアドバイスを
あなたにした場合、あなたならどうしますか?
「私なら、こうします」というあなたなりの
解答を考えてみて下さい。
後でもう一度聞きますからネ!(^^)
・・・・・
考えている間に、ちょっと別な話をします。
こういう問題は今に始まった話ではなく、
実は、かなり昔からあったようです。
卓球には人それぞれ千差万別の考え方がある様で、
どれも「その人にとっては正解」だったりするから
話がややこしいのですね。うーむ。(^^;;
私の尊敬するミスターカットマンこと高島規郎先生は、
現役時代こんなことがあったそうです。
高島選手の先輩には、二人の名カットマンがいました。
一人は笠井賢二選手。もう一人は古川敏明選手です。
二人の先輩にアドバイスを求めたところ、
矛盾したことを言われたのです。
ナックルカットの名手、笠井選手は、
「カットは切ってはだめだ。ナックルカットを使え」
一方、ブチ切れカットの古川選手は、
「カットは切れ。腰を使って目一杯切るのだ」
今後の自分のカットの方向性を悩んだ高島選手が
選んだ結論は、
「よし、それなら自分は両方やろう!」
ということだったのです。
高島選手は、その後、大活躍をします。
世界選手権でシングルス3位に入賞し、
全日本では3回優勝しました。
二者択一的な考え方だけでなく、
両方やってしまうのも選択肢の一つですね。
このエピソードを私が聞いたとき、
高島選手の発想の柔軟さにとても感心しました。
さすが、私の尊敬する高島先生だと。(*^^*)
また、実際には二者択一的な選択をせざるを
得ないことだってあり得ると私は思っています。
しかしいずれにせよ、コーチに言われるがまま
ではなく、自分で考え自分で決めたいものです。
コーチの言うことは、「あくまでもアドバイス」
だということを念頭に入れておきましょう。
・・・・・
さて、解答は出来ましたでしょうか?(^^;;
なになに、ふむふむ・・・。
えーと、どれも正解です。
何故なら、あなた自身が選んだ解答だからです。
まずは、その方法でやってみてくださいね!(^^)v