超ベテランの心境

メンタル 技術


いつも読んで下さってありがとうございます。

 

私の尊敬する大先輩の一人に、Iさんという方がいます。

 

左利きのドライブマンのIさんと言えば、
知らない人がいないくらい、静岡では超有名な方です。

 

いや、全国的にも有名な方です、きっと。(^^;;
全国という名の付く大会で、Iさんは何度も優勝していますから!

 

Iさんの試合を、私は何度も拝見しました。

 

綺麗なオープンハンドサービス。いつも淡々とした試合態度。

 

対戦相手がどんなに気力を燃やしてぶつかっていっても、
いつの間にかIさんのペースになっていて、
最終的にはIさんに押し切られてしまうのです。

 

Iさんが元日本代表選手に勝つ試合も見たことがあります。

 

実は私もIさんと何度か試合をさせて頂いたことが
ありますが、全く歯が立ちませんでした。もちろん!(^^;;

 

まず、サービスが取れません。

 

全く同じモーションに見えるのですが、
横上回転と横下回転の2種類があるのです。

 

そして完璧なカット打ち。これも全くミスがありません。
1,000本に1本ミスがあるかないか、くらいではないでしょうか。

 

カット対カット打ちのラリーになったら、まず勝ち目がありません。(^^;;

 

一度、21本制の時に、1 – 21で負けたことがあります。(笑)

 

ネットインの1本で私はかろうじてラブゲームを免れたのでした。
その時は、エッジボールでさえ、Iさんに返球されてしまいました。

 

Iさんの強さは衰えを知らず、未だに負けた試合を観た記憶がありません。

 

・・・・・

さて、ある試合があった日の夜、たまたまIさんと飲む機会がありました。

 

「もちろん、勝負事だから試合は(勝利を目指して)一生懸命やる」

 

と、超ベテランの域に達しているIさんは語ります。

 

「しかし若い時ほど、勝負には拘っていない。
勝ったり負けたりすることに、今はそれほど心が動かされないよ」

 

その言葉を聞いて、私は妙に腑に落ちるものがありました。

 

あの淡々としたIさんの試合態度は、そんな心境から来るのかと。

 

元日本代表選手に勝った時も、セットオールジュースにも関わらず
それまでと同じように「普通に」レシーブを払っていましたから。

 

・・・・・

私はベテランと呼ばれる年代に入っても、未だに自分の弱気を
鼓舞するために声を出し気力を振り絞って試合に臨みます。

 

これはこれで良いことだとも思うのですが、
Iさんの域に達するまでには、まだまだ修行が足りない様です。(^^;;

 

それにしても超ベテランの何気ない一言って、いいものですね!(^^)

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