バック粒高ラバーの戦型
いつも読んで下さってありがとうございます。
読者さんから質問を受けましたので、回答します。
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ラバーの選定でご相談があるのですが、
よろしくお願いいたします。
私は中学1年で卓球を始めて2年くらいになります。
攻撃型でシェイクハンドで両面裏ソフトの
ラバーを使っていましたが、粒高ラバーを
使ってみたいです。
フォアの方にスピードと回転を重視した
裏ソフトのラバーでバックに粒高のラバー
というのは何か問題がありますか?
ショートマンという戦型がこのようなラバーの
張り方のようですが、それはあくまでも
攻撃型ではなく守備型なのでしょうか?
悩んでいます。回答をお願いします。
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こんにちは!
とても丁寧なメール、ありがとうございます。(#^^#)
粒高ラバーを使用してみたいとのこと、積極的に使ってみれば
良いと思いますよ。(^^)
但し、用具にはそれぞれ特徴があり、
それを知った上で使うべきだと私は思います。
粒高ラバーの特徴は、
1.裏ソフトに比べると全く弾まない。
2.相手の回転の逆の回転が返球される。
3.ナックルボールが出やすい。
などです。
2.は相手がドライブを掛ければ掛けるほど、粒高ラバーで打球すると
カットになって返っていくのです。天邪鬼(あまのじゃく)の様な性質です。
全然弾まないラバーなので、ドライブやスマッシュなどの強打には
不向きです。決して打てないことはありませんが、すぐに減速します。
むしろ、弾まない・変化ボールが出せる特徴を活かして、
相手を変化で翻弄するプレーを目指すべきだと思います。
対戦すれば分かるのですが、粒高ラバーを使用している選手は
非常にやりにくいものです。
粒高ラバー自体がやりにくいし、フォア面の裏ソフトと組み合わせることで
回転の変化の差が出て、さらにやりにくくなります。
バックに粒高ラバーを貼るのであれば、そういう「やりにくさ」を
全面に出したプレースタイルを目指すべきでしょう。
戦型は「異質攻撃型」という、れっきとした攻撃型です。(^^)
なので、全然問題ありません。
バックを攻められると粒高によるブロックが中心になるので、
守備主体の戦型と思われるかも知れませんが、それは誤解です。
バックに粒高ラバーを貼って成功した選手には、
女子では福岡春菜選手がいます。
王子サーブと粒高のプッシュ攻撃で、日本を代表する選手になりました。
ご質問者さまは中学生なのですね。まだまだ、これからですね。
是非、頑張ってください! (^o^)/