相手サービスの回転を見抜く方法

技術


こんにちは!

いつも読んで下さってありがとうございます。

読者さんから質問を受けましたので、回答します。
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・質問内容

いつも親切に教えて頂き、参考になります。

相手のサーブ回転をどうやって見分けするんですか?
私はレシーブのミスが多いです。悔しいです。

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試合(やゲーム練習)で、一番大切な技術がレシーブです。

レシーブがまずいと、相手にサービスで点を取られてしまいます。
またチャンスボールになり簡単に3球目攻撃を決められてしまいます。

これでは相手のペースになってしまい、自分のサービス番で
挽回したとしても、勝つことはなかなか難しいでしょう。

また卓球の中で一番習得が難しいのもレシーブ技術です。

私は35年以上卓球を続けていますが、自分の経験を振り返っても、
「自分はレシーブが上手くなったな」と思ったことは一度もありません。

たとえナイスレシーブが出来たとしても、それはたまたま
相手のサービスとの相性が良かっただけではないかと考えてしまい、
いまいち自信が持てないでいます。(^^;;

事実、同じサービスが来ても状況が違えば、レシーブミスをして
しまったりしておりました。

ある技術書では「レシーブは卓球のすべての技術が含まれている」
という記載がありました。

この記述から分かるように、実はレシーブはとても高度な技術なのです。

ですから練習相手にたくさんサービスを出してもらい、
コツコツとレシーブ練習を多くするしか方法がありません。

さて、ご質問の「相手のサービスの回転の見分け方」ですが、
先日のメルマガでも述べた通り、以下の3つになると思います。

1.相手のモーション(体勢、スイング方向)である程度の予測を立てる。

2.ボールの飛び方で判断する。

3.ボールそのものの回転を見て最終判断する。

とは言え、試合では緊張しますし、見分け方を頭で理解したところで、
レシーブが上手くなるわけもありません。

やはり実戦で慣れていくしかありません。

レシーブミスが多いということは、相手の回転が
分かっていないということです。

まずはロングサービスなのかショートサービスなのかを見極めましょう。

ショートサービスの時は踏み込みが甘くなりがちですので、
まずは身体を台の中に入れてボールに近づくように心掛けましょう。

手だけ伸ばしてレシーブしようとすると、回転を見極める前の段階で
レシーブミスしてしまうことが多いです。

ロングサービスが来た場合も同様で、大きく動いて最適な打球点に
まず身体を持って行くようにします。

そう考えると、試合でのレシーブで一番最初にすることは、
1.相手のサービスが短いのか長いのか、フォア・バック・ミドルの
どこに来るのかを素早く判断して、2.足を使うことだと気付きます。

相手のサービスのボールに合わせてリズムを取り、
最適な打球位置まで身体を近づけるフットワークが大切だと言うことです。

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私も試合に臨んでは、まずレシーブに一番気を遣います。

ジャンケンに勝つと大抵の場合、レシーブを選択しますし、
コートを選ぶ場合も、逆光にならず相手の姿がよく見える
サイドを選択します。

これもすべて相手のサービスに早く慣れるためです。

そして1ゲーム目では、まずは相手の回転を利用して、
大切に入れていくレシーブをします。

よほどのことがない限り、最初から攻撃的なレシーブはしません。

レシーブさえ低く返すことが出来れば、
あとはラリーに持って行ける計算があるからです。

ミスをした時には、素早く自分の判断の補正をします。

角度が間違っていたわけですから、一旦考えをリセットし、
同じサービスが来た時には別の対処をする様にします。

この辺りは、どの戦型でも同じことが言えるのではないでしょうか。

そして相手のサービスを見極めたうえで、
試合の中盤から終盤に、今までとは違うレシーブを混ぜて行きます。

学生時代に、3~5球目攻撃の練習をしました。
私は自分の番になっても、相手の攻撃を受けるようにしました。

相手主導のラリーを凌ぐ、良い練習になったと思っています。

より具体的な回転の見極め方や
レシーブ技術解説はコチラ↓

http://rs39.net/c/tt/cpsr_7/bl/

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