ラージボール初心者卓球上達法

技術 練習メニュー


こんにちは!

いつも読んで下さってありがとうございます。
読者さんからご質問を受けましたので、
今号でもそれにお答えします。

最近はご質問が多いです。ありがとうございます。(^^)

個人的な悩みの様に見えて、実は皆さんに共通の悩みだったりするので、
こうしてメルマガで回答させて頂いているのです。

順番に回答しますので、お待ち下さいね。(^^)

> ——【ここから】—–
>
> 私は還暦になってから生涯スポーツと思ってラージボール卓球を
> 始めて2年目になります。
>
> 前からやっている先輩の指導は受けているのですが、
> うまくなりません。
>
> ラージボールの場合はどんなことを心がけていいのか?
> 何を参考にしたらいいのかよく分かりません。
>
> ラケットはペンホルダーを使用しています。

還暦になってから生涯スポーツへチャレンジする姿勢に
まず敬意を表します。(^^)

自分が同じ年齢に達した時に、果たして何か新しいスポーツに
チャレンジするだろうかと考えた時、甚だ疑わしいですから。(笑)

卓球は頭を使うスポーツと言われていますので、
生涯スポーツに卓球を選んだのは大正解だと思います。
是非、少々の事に挫けず、楽しんで続けて頂きたいです。(#^^#)

さて、卓球を始めて2年目(ということは1年ちょっとの経験)で、
なかなか上達せずに悩んでおられる、ということですね。

まず、最初に理解しておくべき事は、
「卓球の技術的な成長曲線は階段状である」という事です。

グラフを思い浮かべて下さい。
横軸に時間、縦軸に卓球の技術レベルを置きます。

通常、時間をかけて卓球の練習をやればやるほど卓球の技術は上達します。
練習をやればやるほど下手になることはありませんよね。(^^;

ですので、時間が経過に伴い卓球技術のレベルが上がるので、
右肩上がりのグラフになります。

このグラフの線が技術レベルに関しては「階段状」なのです。
ちなみに体力トレーニング系は非常に滑らかな曲線になります。

ずっと同じレベルが続いたところで、ポンッと階段を1段上がる様に
卓球が上手になるのです。

もちろん個人差があり、短い時間で階段を何段も上がって行く人もあれば、
時間をかけてもずっと平坦な状態が続く人もいます。

卓球が上手になって行く過程はそういうものなのだとまずはご理解下さいね。
(ちょっと気楽になりましたか?笑)

次に、卓球が上手になるとは具体的にどういうことなのか、
について考えてみましょう。

『好きこそものの上手なれ』と言いますが、
あなたが「卓球って面白いなぁ!」と感じるのはどんな時でしょうか?

それは以下の様な瞬間ではないでしょうか。

1.ラリーが続くようになった時

2.スマッシュ(強打)を打って決まった時

3.今までは取れないと思っていたボールを返球出来た時

特に1.は皆さん異論はないのではないでしょうか。

そこで是非チャレンジしてもらいたい練習方法があります。

それは「100本ラリー」です。   シャキーン!(←効果音)

やり方は簡単です。

フォアハンドでもバックハンド(ショート)でも良いので、
自分より少し上手な人とペアを組んで、ゆっくりしたスピードで
100往復のラリーを続けるのです。

本数はレベルに応じて変えて頂いて構いません。
最初は10本でも20本でもいいですし、逆に200本や300本でもいいです。

自分よりも上手な人とペアを組むことが肝心です。
下手クソ同士で組むとラリーが続かず、途中で嫌になるのがオチです。
(経験者は語る。←笑)

この練習から何が分かるか。

それは「同じボールなど存在しない」ということです。

同じようなボールに見えて、実は1球1球微妙に違うのです。
この練習は「その違いを肌で感じるための練習」なのです。

一流選手は2,000本ラリーという練習をやるそうです。凄いですね。(^^)

あなたもこの「100本ラリー」で「違いが分かる男」になりましょう!

あ、あなたが女性だったらごめんなさいね!(笑)

それに連れて徐々にミスをする原因も分ってくるので、
丁寧に修復してやります。

最後に、何を参考にすればよいか、ということです。

大きな書店に行けば必ずラージボール用の卓球指導書があると思います。
まず1冊、これを購入し、あなたの教科書にして下さい。

多分その本にはラージボールの特徴について詳しく書かれているはずです。
ですので、本メルマガでの説明は省略します。

それと同時に、練習場でも試合会場でもいいので、%lastname%さんの
憧れの選手を見つけましょう。もちろん一流選手でも構いません。

かっこいいなぁ、あんなプレーが出来たらいいよなぁ。
そう思う人を見つけることです。生きたお手本ですね。

そして「寝ても覚めてもその人のプレーを思い描き、練習の中で真似をする」
のです。

楽しむ気持ちを忘れずにこれまで述べてきたことに取り組んでいると、
あら不思議、いつの間にか階段を1段ポンッと上がっている事に気付く
はずです。一気に2段、3段上がる可能性だってあります。

あなたの今後が楽しみですね。ふふふ。(^^)

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