「手打ち」を改善するには「●●」が必要です。
こんにちは!
いつも読んで下さってありがとうございます。
中学生を指導していて、
なかなか教えるのが難しいなと思う事の1つに、
「身体の使い方」があります。
最初はラケットで
ボールを打つ感覚を覚えさせたり、
正しいフォームを
覚えさせたり、
ある程度ラリーを続ける楽しさを
教えたりします。
特に最初に卓球の楽しさ面白さを
実感させてあげることは重要ですネ。
しかし、そのままでは
所謂「ピンポンを楽しむレベル」で、
ややもすると「手打ち」の悪い癖が
ついてしまいます。
私が住んでいる静岡では、
野球などのメジャーなスポーツ、
特にサッカーが盛んで、運動神経の良い子供たち
はみんなそちらに行ってしまいます。(^^;;
中学校に入って卓球を始める子供たちは、
運動がやや苦手な子が多いです。
消去法で卓球部に入部する子供が
如何に多いか・・・!(笑)
ですから、どうやって
「手打ち」を卒業させるかが最初の壁なのです。
フットワーク練習などはその最たるものでス。
なんとか動きを覚えて、
フットワーク練習っぽくなるのですが、
「動く」⇒「手打ち」⇒「動く」⇒「手打ち」
の繰り返しで、
身体を使って打球する所までなかなか至りません。(-_-;
地道に体力トレーニングも
並行してやらせるしかありません。
遠回りの様に見えて
結局は上達の近道なのでしょうね。
やはり卓球が上達するには、
「スポーツマンの身体を作って卓球をやること」
なのでス。(^^)d
フットワーク練習で大切なことは、速く正確に動くことと、
動いた先で(体力的にキツイのですが)身体を使って打球することです。
ではどんなトレーニングが良いのか。
それは、1歩目の動き出しから5m以内の
ショートスプリントを鍛えるトレーニングです。
陸上の短距離走的なものが良いと思います。
また、「ファンクショナルトレーニング」は、
非常に参考になります。
前後だけでなく左右の動きを鍛えるエクササイズも
紹介されているので、卓球選手にも役に立ちますね。(^^)v
その内容は、先日もお伝えしましたが、
『1歩目~5メートル以内を高速移動!
~ファンクショナルトレーニング「瞬発力向上メソッド」~』
というものです。
講師は井上大輔先生で、NPO法人日本ファンクショナルトレーニング協会の
理事長を務めています。この分野の日本の第一人者です。
クロスオーバーという足の動かし方についてのエクササイズは、
卓球のフットワークで言うと「交差歩」に相当します。
近い所に速く行くのと、遠い所へ速く行くのでは、
脚の使い方が違ってきます。(シャッフル、クロスオーバー)
足の裏のどこ(インサイドエッジorアウトサイドエッジ)を意識し、
身体の重心をどこにするのか、エクササイズの説明の中で細かく
解説されています。
井上先生は、球技スポーツの
体の動かし方について、
・前傾姿勢を取りアゴを引きお腹を引っ込める
・地面から反発を貰う
この2点を特に強調しています。
ボールドロップスプリントとか、おんぶ階段登りは、
なかなか楽しそうなトレーニング方法です。(^^)
こういう楽しそうなトレーニングならば、
中学生の指導にも使えますネ。
詳しくはコチラ
http://rs39.net/c/tr/ctid_2/bl/