ドライブレシーブの対処法

戦術 技術


こんにちは!
いつも読んで下さってありがとうございます。

読者さんから質問を受けましたので、
今号ではそれにお答えします。

>
> ドライブレシーブの対応の仕方教えてください。
>

とてもシンプルな、ご質問ですね。うーん。(^^;;

つまり、ご質問の意味は、こういうことでしょうか。

1.自分がサービスを出して、レシーブからドライブを打たれ、
先手を取られて困っているので、レシーブから打たれない様に
するにはどうすれば良いか。

2.仮にレシーブからドライブを打たれてしまった場合に、
どう対応すれば良いか。

上記の意味で良いと仮定して、ご回答致しますね。(^^;

まず、1.に対する回答です。

攻撃型対攻撃型の試合では、ご存知の通り、先に攻撃を仕掛けた方が
断然有利です。先手を取った方がそのラリーを優勢に進められます。

ですので、相手も隙あらば攻撃しようとしているワケですね。

相手にレシーブから安々と攻撃されないようにするためには、
まず「サービスのコントロールを良くする」ことです。

具体的には、台上でツーバウンド以上するように短く出すことです。
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台上でツーバウンドすれば、ドライブレシーブはまずないです。
(チキータレシーブや、世界レベルのプレーを除いては)

そのためには自領コートのバウンド(第一バウンド)を、ネット際に
落してやることです。そうすると短いサービスが出し易いです。

理想を言えば、相手コートに着いてからツーバウンド目で台から出るか
出ないかくらいの長さで出せると、仮に相手がレシーブをツッツキで
返球した場合、3球目を攻撃し易いボールが返ってきやすいです。

この種類のサービスを「ハーフロングサービス」と言って、この長さの
サービスを出されると、レシーブから攻撃しようかどうか相手が迷うのです。

これがツーバウンド目で台から出ることが相手に分ってしまうと、
レシーブからドライブで狙われます。

ハーフロングサービスは、コントロールをミスすると台から出てしまい、
ドライブレシーブの餌食になります。かなり練習をやり込む必要があります。

リスクが高いサービスだと心得ておくことが肝心です。

次に、2.の回答です。

では、仮にドライブレシーブをされてしまった場合はどうするか。

私なら前陣でのブロックやカウンターを狙います。

ハイリスク&ハイリターンな考え方ですが、どうせその1本が相手に
攻撃されて失点するのであれば、もしこちらが入れば得点率の高いものを
狙うワケです。(^^)v

私の場合は、ダブルスのパートナーのサービスが長くなった時に
こういうシチュエーションによくなります。

別の考え方もあります。

それは、相手にわざとドライブレシーブをさせる方法です。

打たれても良いので、長いサービスを出す、という作戦です。

こちらに相手の強打を返球できる準備がないと採れない作戦ですが、
もし相手が打ちあぐめば、逆にこちらのチャンスボールになります。

以前ご紹介した松平賢二選手のDVDをご覧になられましたでしょうか?

http://rs39.net/c/tt/cpmk_1/bl/

対左利き選手に採る戦術でしたが、クロスを切る横下サービスを
わざとツーバウンド目で台から出し、相手にドライブで持ちあげさせて
3球目のカウンタードライブを狙っていました。見事な戦術ですネ!(^^)

・・・・・

いずれの場合もポイントとなるのは以下の2点です。

・自分の思ったところへ出せるサービスのコントロール(特に長さ)

・相手の心理状態を読む洞察力

特に洞察力はとても大事で、相手が何を狙っているのかが察知できれば、
どんなボールを打たれてもそれなりに対処できるものです。(^^)v

サービスに磨きをかけて、場数を踏んで行きましょうネ!(^-^)

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