目からウロコの新しいトレーニング理論その3
いつも読んで下さってありがとうございます。
前回は、
『ファンクショナルトレーニング
~スポーツに必要な動きを劇的に向上させる方法~』
の理論の1部をご紹介しつつ、私の体験談をお話ししました。
その中で、スクワットやつま先立ちのお陰で卓球が絶好調だった話を
したと思います。
でも実は、一歩間違えば非常に危なかったのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
我流でトレーニングをやる危険性。
そのことについても、このDVDは私に教えてくれたのです。
今号は、そのお話をします。(^^)
・・・・・
私のスクワットは膝がやや内側に入るものでした。
これは卓球を長年やっていたクセの様なもので、
「卓球をやる上で良い習慣」だと自分では思っていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
卓球の基本姿勢の重心は、足裏で言うと足の内側にかけた方が良いのです。
前後左右にすばやく移動するためには、いつでも地面を蹴れる様にしておく
体勢がいいと思います。
これがガニ股で足の外側に体重がかかった状態だとすばやく動けません。
必然的に、膝を締めた状態(つまりやや内股)になるのです。
私のスクワットもそういうクセがついておりました。
しかし、DVDの中で井上先生は
「ニーイン、トゥーアウトはねじれの状態なのでNGです」
と明言しています。
ニー(膝)がイン(内側)に入り、トゥー(つま先)がアウト(外側)を
向いている状態はねじれを生み出し、良くない状況なのです。
私は自分の知識不足から間違ったトレーニングをし続けていたのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これは非常に恐ろしいことです。(^^;;
井上先生は「マイクロトラウマ(微小損傷)」と言っていました。
その時は大したことない損傷なのですが、ずっとやり続けているうちに、
蓄積された損傷が一気に爆発するというものです。
身体を鍛え競技力をアップするためのトレーニングが、
怪我の温床になっていたということほど悲惨なことはありません!(≧_≦)/
このDVDを見てからは、つま先と膝を曲げる方向が並行になる様にして、
また上体を真直ぐにお尻の筋肉を意識してスクワットするようにしました。
スクワット1つにしても「正しい動作で行なう」ことがとても重要ですネ。
「パフォーマンスピラミッド」の項の中で述べられているのは、
・一番の土台に「モビリティ&スタビリティ」があり、
・その上に「パワー=筋力×速さ」があり、
・最上段に「技術」がある
ということです。
(モビリティ&スタビリティについてはDVDをご覧になられて下さいネ)
同時進行でも良いので、それらをバランス良く鍛えていないと、
パワー過多あるいはパワー不足になり、結局、競技力(技術)の伸び悩みの
原因になるということです。
最悪の場合は怪我に繋がることも有り得る、と井上先生は警告しています。
スポーツマンとして大成するためにも、
またそういう選手を育てるためにも、
息の長いアスリートとして、あなた自身が活躍し続けるためにも、
スポーツマンの身体を作った上に競技力をつけて行きましょう。
この「ファンクショナルトレーニング」のDVDには、
具体的なトレーニング方法、色々な考え方のヒントだけでなく、
この様な注意を促す内容も入っています。
これが他のトレーニングを紹介したDVDと違う点だと私は思います。
私は自分のトレーニング方法を見直す良いきっかけになりました。(^^)v
このDVDをあなたにもお勧めしますネ! (#^^#)