団体戦に必要なもの
なぜ日本女子は団体戦に強いのでしょうか?
それは「+アルファの力」だと思います。(^^)v
日本女子選手は世界卓球団体選手権東京大会の
試合後のインタビューで「みんなの力で勝てた」と
勝因を団結力だと口を揃えて言いますね。チームの雰囲気がいいと。
では、その雰囲気を作っているのは誰なのでしょうか?
私は当時の代表選手の中では
平野早矢香選手である気がしてならないのでス。
もちろん根拠はありません。でも彼女の存在、気迫溢れるプレーが
周りのみんなを勇気づけていることは間違いありません。
最年長の平野選手が頑張るから、若きエース石川佳純選手が頑張り、
初出場の田代、石垣、森の3選手も自分の役割を果たすつもりで
頑張り、それらの頑張りを見て、また平野選手が頑張ると。(#^^#)
頑張りの連鎖、やる気の相乗効果が生まれているのでしょう。
平野選手は「団体戦には特別な思いがある」とインタビューで語って
いました。また「負けられない気持ちが強いし、団体戦が好きだ」とも。
卓球は基本的に個人スポーツですから、団体戦もその集積と考えられがち
ですが、実はそうではないのだと私は思います。
選手の中には平野選手の様に「皆で戦う団体戦」の方が好きだし、
力を発揮しやすい選手がいるものなのです。
往々にして、その選手はチーム内でムードメーカー的存在になるのです。
平野選手が準決勝の香港戦で見せた「驚異の粘り」は
それを象徴するものでしたネ。(^^)
団体戦で結果を残すチームには、必ずそんな選手がいるものなのでス。
あなたが監督なら、是非そういう選手をベンチ入りさせるといいですし、
自分が選手として平野選手の様になるのもいいと思います。
つまり、自分も頑張り、チームにも良い影響を及ぼす役割を果たす、と。
個々の選手が普段の力以上の力を発揮するのは、
「+アルファの力」が働いた時なのでス。(^^)v