2ゲーム目以降の戦術の組立て方
いつも読んで下さってありがとうございます。
ここ4~5年に限った話ですが、私は年に1、2回
遠征に出かけています。
「遠征」というとなんだか大袈裟に聞こえますが、
チームの仲間と県外の大きな大会に参加するのです。
年代別のシングルスに限って言えば、静岡県内の予選に
参加すれば、県外の本戦に参加できるという恵まれた
環境にあるのも、参加するようになった一因です。(^^)
団体戦であれば仲間と一緒に出る愉しみがあり、
勝てれば喜びを分かち合えるし、負けても悔しさを
共有できますね。(^^;;
泊りがけで行くので、夜は祝勝会と言う名の
飲み会を開くのが常です。
最近は、祝勝会よりも残念会の方が多いのですが。(笑)
ちょっとした旅行気分も同時に味わえるのもいいです。
日程的に余裕があれば観光もしますが、それが無くても
知らない土地に行って試合をするのはいいものです。(^^)
そんな大きな大会に行くと必ずと言っていいほど、
メーカーがユニフォームの安売りをしている出店があって、
欲しかったものが安く買えたりします。
しかしメインはやはり「試合をすること」です。
初めての体育館、初対面の相手と試合をするのは
とても緊張します。
しかし、年甲斐もなく、ドキドキワクワクもします。
自分が普段やっている卓球がどこまで通用するのか。
これを試す絶好の機会なのです。
大会にもよるのですが、最近では予選リーグの後、
決勝トーナメントというやり方の試合形式が多いです。
最低でも数試合はできる仕組みになっているのです。
折角、お金と時間をかけて行くのですから、
1試合だけやり負けて帰って来るのではつまらないので、
こういう大会のやり方は、私は大歓迎です。(^^)
・・・・・
何回か挑戦してみて感じることがあります。
それは、やはり各県の予選を勝ち上がってくる選手が
集う大会なので「レベルが高い」ということです。
1ゲーム目に効いていた戦術が、2ゲーム以降効かなく
なってくるのです。
つまり相手がアジャスト(調整、対応)してくるワケです。
必然的にこちらの得点源が少なくなり、
だんだん苦しくなって結果的に負けてしまう、
というパターンです。
では、どうするか。
1.自分の得点源になるパターンに磨きを掛けつつも、
最後まで効かせるためにオプションをつけること。
2.もう一つ(出来ればもう二つ)得点源になる
パターンを持つこと。
3.得点源が全て効かないことを想定して
「最終手段」を練習しておくこと。
だと思っています。
目の前の練習も、次に参加する試合も、全ては、
より高い次元での試合のための練習なのです。
アタマでは分かっているのですが・・・ねぇ!(笑)