ダブルスペアの組合せの妙
こんにちは!
いつも読んで下さってありがとうございます。
先日、静岡市卓球選手権(高校生・一般の部)に
出場してきました。
この日はシングルスの試合はなく、男女ダブルス、混合ダブルスの
試合のみでした。予選リーグの後に決勝トーナメントがあります。
混合ダブルスで優勝したのは、高校生のペアでした。
男性は粒高を貼った異質ラバーのカットマンで、
ペアを組む女性は粒高ショートマンという変則ペアです。
予選リーグの組合せや決勝トーナメントの対戦相手の顔ぶれを見ると、
そこそこ実力のあるペアばかりでしたから、そこを勝ち上がっての
優勝だから立派と言うほかはないです。(^^;;
男性カットマンはロングカットが得意であまり攻撃をしないタイプでした。
一方女性の粒高ショートマンは、非常にブロックが上手い選手でした。
普段から男性の強いボールを受けているのかな?と思うくらい、
相手の男性の強打を粒高ショートで返球していました。
男性カットマンのボールを相手が打ちあぐんで、山なりのボールで返すと、
すかさず裏面に貼った裏ソフトで攻撃するというパターンでした。
カットマンのボールが甘くなると、さすがに強打を決められていましたが、
試合の後半に進むにつれて球質に慣れて甘いボールは少なくなるし、
だんだんと彼らのペースになって行く様に見えました。
決勝の相手も、おそらくシングルスで対戦すれば、実力は上だったに
違いありません。こちらのペアは男性も女性もドライブ型で強打の威力は
今大会ナンバーワンでしたから。
ここがダブルスの面白い所で、実力のあるもの同士が組んだペアが
必ず勝つとは限らないということです。
ダブルスで強い、良いペアというのは、それぞれの技術的な長所が
プレーに噛み合っていて、そしてそれが1つのパターンを作っていること
なのでしょうね。(^^)v
凡ミスが少なく、ラリーになってもなかなかミスらない、
というのも強いペアの条件の1つですね。
私が知る限りでは、右利き女性の前陣攻撃型と左利き男性のドライブマンが
組むペアも噛み合わせが非常に良いです。
ダブルスのペアを作る時は、そういうことを知っておくことも重要ですね。
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