年を取ってもフットワークを良くする方法

戦術


こんにちは!

いつも読んで下さってありがとうございます。

こんなお便りを読者さんより頂きました。

> いつも貴重なご意見を拝読しているシニアです。私は若い時から親しんだ
> 昼休み職場卓球の延長で地元のクラブで楽しんでおりますが、年を取っても
> フットワークを良くする方法など有りますか?
> 特にホアの遠い所に行けません。70代の人たちはかなり動けるのですが、
> 私は来月3日に82歳に成るのでその故にしていますが、
> 何かご意見がありましたらお聞かせください。

まず、82歳にして現役卓球プレーヤーであることに敬意を表します。
シニアになっても向上しようとする姿はカッコいいです。素晴らしい!(^o^)/

私なんぞ、まだ40代の後半。これくらいで弱音を吐いてはいられません。
「これからの人生で今が一番若い」と自分に言い聞かせて頑張ります!(^^;;

さて、年を取ってもフットワークを良くする方法ですが、
結論から先に申し上げますと、あります!(キッパリ!← 笑)

これは「フットワーク」をどう解釈するか、によるものですが、
確かにその方法は存在するものだと自信を持って言えます。 (^^)v

まず「フットワーク」を、身体能力的なそれとして捉えると、
それは年を取っても良く出来るかと言えば、それはかなり難しいでしょう。

アンチエイジング的な努力は、それ自体尊いものだと私も認めますし、
人間の可能性を考えれば出来なくはないものかも知れません。

ただ、くれぐれも怪我のない様に無理なく挑戦して頂きたいです。(^^;;

そういう解釈ではなく、「フットワーク」を

「相手の打球に対して、最適打球点まで自分の身体を移動させる技術」
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と捉えるといかがでしょうか。

ご存知の通り私の戦型は、守備重視のカットマンで、
相手の強打をカットで返球するのを専門にしております。

いち早く大きく動き、相手のスマッシュに備えなくてはなりません。

若い頃(20歳代)に比べると、脚力そのものはかなり衰えましたが、
以前よりもスムーズに強打が拾える様になりました。

何故か。

それは「試合経験と読み」です。

今まで色々な選手と対戦してきました。

ですから、1~2回対戦すれば、その選手のボールの種類やクセ、
性格に至るまで、だいたい把握出来てしまうのです。

この選手は、ここで必ずバッククロスへ強打してくる。

そう読むことが出来れば、それに備えて心と身体の準備が出来て、
素早く最適打球点まで移動し、強打を打たれてもスイングが間に合うのです。

その選手をよく研究し、例えば

「バックに回り込んだ時には、9割近くバッククロスにしか打たない」

というクセが分かれば、バックへ返球される確率が非常に高い事になります。

その結果、こちらとしてはバックにヤマを張ることが出来る様になります。

さらにフォア前のストップに対して、ややシュート回転をかけた
相手の懐に食い込むようなツッツキを送れば、バックに返球される
確率が高くなります。

つまり「こちらの待っている所にボールを返させる」のです。
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この様に、2段、3段に構えて対処すれば、
相手の強打さえ、こちらのチャンスボールになるのです。
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・・・・・

さて、理屈は分った。(笑)

ここからが本題で、フォアの遠い所に打たれた場合にどうするか、です。

相手はいきなりあなたのファアへ大きく動かそうとはしないはずで、
その前にバックサイドにあなたを釘付けにした後、チャンスを見て
フォアへ大きく振ってくるはずです。

対処方法としては、まず

「1.バッククロスのラリーで打ち負けない様にする」

です。

特にバック系の技術を磨き、このラリーで優位に立つことが出来れば、
相手は、あなたのフォアを突く余裕もありません。

こうして、まずは相手にあなたのフォアを突かせない戦術を採ります。

次に、

「2.相手より先に相手のフォアを突く」

様にします。自分がやられて嫌なことは相手だって嫌なハズです。(笑)

ですから、相手より先に仕掛ける方法が第二のやり方です。

最後に、それでもあなたのフォアを突かれた場合にどうするか。

それは、

「3.前陣カウンターを狙う」

です。

フォアに大きく飛びついて、ドライブを掛け返す・・・
なーんて技術は若い頃は出来ても年齢を重ねてからは、ちと難しいです。

ならば、リスクは高いですが、前陣カウンターを狙うのはいかがでしょうか。

コツは、

a)右足をフォアサイドへ大きく横に踏み出しながら、
b)相手のモーションにタイミングと呼吸を合わせつつ、
c)正確な角度と押し、かつショートスイングで鋭く振り抜く。

です。

ここで重要なのは、前述の「読み」です。

相手はどんな時に、あなたのフォアを突いてくるのか。
必ず何らかの兆候(クセ)があるはずです。

これを読む事が出来れば、カウンターが決まる確率は飛躍的に増します。
後は、a)~c)を冷静に実行するだけです。

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