集中力こそ

OBUコーチ

試合で大切なことの1つに、「集中力」があります。

どんなに上手な人でも、集中力が欠けていれば簡単なミスを繰り返してしまいます。

今号では、その「集中力」について考察したことを皆さんとシェアします。

Nさんの集中力

公式の大会でNさんの試合の審判をする機会に恵まれました。

ベンチや観覧席で彼の試合を拝見したことはこれまで何度かありましたが、やはり審判として間近で見ると再発見があります。

Nさんは卓球の実力者で、時々一緒に練習もさせて頂いています。

やはり強い選手は、ここぞという場面で高い集中力を見せて良いプレーを連発します。

この試合でも、Nさんの強さと集中力の高さを垣間見るシーンがありました。

それはNさんが2-0でリードして迎えた第3ゲーム目の出来事でした。

そのゲームは対戦相手の選手が数本リードして、Nさんが追いつく展開でした。

中盤に差し掛かり、Nさんの猛追を嫌った相手が思わずタイムアウトを取りました。
(この大会では取ることが出来ました)

ベンチに下がって作戦を練る相手に対して、Nさんはベンチにも下がらずコートに残り、じっと相手を観察しています。

溢れんばかりの闘志を、Nさんの佇まいから私は感じました。
私に能力があれば、Nさんの身体から発する気(オーラ)が見えたかも知れません。
それくらい集中していました。

タイムアウトが明けてからの1本目。

相手のサーブから始まる展開でしたが、対峙した時点ですでにNさんの方が勝っている様に感じました。

「追われる身」の弱気が、一瞬ですが、相手から感じられたのです。
それでも相手はその弱気をかき消すように気力を振り絞ってNさんに挑んで行きました。

一方のNさんは、ずっと変わらずに高い集中力を保ち、厳しい攻めをしてこの1本を獲りました。

これをきっかけに相手は崩れ、Nさんがそのまま押し切って試合に勝ったのです。

私の反省

Nさんのプレーぶりを間近で見て、私は自分を振り返り大いに反省しました。

私は少しリードすると気持ちが守りに入り、相手のミス待ちのプレーをすることがあります。

また練習場でゲーム練習をしても、どうも周囲の環境に影響されてしまい、上手く集中できないことがあります。

そんな私ですが、試合で高い集中力を発揮しかなり良い内容のプレーをする時もあるのです。

例えば団体戦のラストなど、一般的に緊張するシーンで火事場の馬鹿力を発揮し(笑)、試合に勝つこともありました。

自己分析すると、集中力の出力のコントロールが下手なのだと思います。

「集中力=ギア」と考えると、ギアの数が少ないのだと思われるのです。

私の場合、基本的にオンかオフしかなく、「そこそこに」とか「ほどほどの」集中力が無いのです。
不器用なのですね(笑)。

段階的に集中力を上げて行く、などと言われる方もいます。

確かに集中力マックスに至る過程でそうなることはありますが、意識的にコントロールすることは私は出来ません。

集中力の裏にあるもの

「全力」と「全力でない」の二択しかない私は試合や練習でとても疲れます。

集中力の高い選手は、逆にリラックスするのも上手い選手なのです。

楽して勝つ、というと悪く聞こえますが、決してそうではなく、7で良いところを10も20も出す必要はないという考えです。

脱力こそ、本当に力が必要な時に発揮するための大切な準備なのです。

集中力も同じで、ここぞという時に発揮するためにも、リラックスしておくこともきっと必要なことなのでしょう。

私の課題は「リラックスする力」だと今回の体験で気付いたのです。

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