あなたの目指す卓球
慌ただしく過ぎる年末・年始ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
年末の打ち納め、年始の初打ちは、行なっていますでしょうか?
「式を執る」ことは昔から重要で、物事のけじめをつける為に良いことです。
たかが卓球の練習と思われるかも知れませんが、きちんと区切りをつけた方が良いと私は思います。
私も年末の最終練習日に打ち納めをし、年始の最初の練習日に初打ちをします。
卓球台や卓球場など練習できる環境があったからこそ、また一緒に練習してくれる練習相手や共に汗を流す仲間がいたからこそ、楽しく卓球が出来たのではないでしょうか。
そう思うと感謝の気持ちが湧いてきます。
あなたの目指す卓球
年末・年始は気持ちが改まります。年始の目標とか立てたりしますよね。
これを機会にやっておくと良いことがあります。
それは、「目指す卓球の見直し」です。
自分はどんな卓球を目指していたのだっけ?どこが出来ていてどこが足りなかったのか。
本当にこの方向性で良いのだろうか。
方向性が良いとしても、おざなりになっていることや見落としていることはないか。
など考えながら卓球の点検をするわけです。
実際にやってみると、軌道修正を考えたり、練習時間の配分がまずかったことに気付いたり、身体や用具の見直しにつながったりします。
目指す卓球を考える際に、注意しておくべき大切なことがあります。
それは「自分はどうなりたいのか」をはっきりさせることです。
今それが出来る・出来ない、あるいは出来る可能性がある・可能性がない、などは最初は考えない様にします。
それよりも
・自分はどうしたいのか
・自分はどうなりたいのか
・自分はどうなっていくべきか
などを考えるべきです。
考えながら「そうは言ってもなぁ・・」とついマイナスな想いが頭によぎるものです。
今からそんなことは出来ないよ・・・とか。
そして考えるのを止めてしまうのです。
なんとももったいない話です。
ですから、そんな気持ちは一旦横に置いておきます。
是非、明るい気持ちで目指す卓球に想いを馳せて夢を描きましょう!
目指す卓球を考えたら、次のステップは、具体的なプランです。
何が足りないのか、何を身に付けるべきなのか。技術的な面、体力的な面、精神的な面。考えればどんどん深掘り出来るはずです。
それらを細分化して具体化していきます。
これからの練習内容は、全てそのために行なっていきます。
よく課題練習で自分の番になってから、「何しようかな」と考える人が居ますが、それでは遅いと私は思います。
全ては目指す卓球の実現化のためにある。練習はそのためにするのです。
こうして「予習」しておくと、練習効率がもの凄く良くなります。
上達も早くなるというものです。
さて、あなたの目指す卓球は何でしょうか?
そして今やっている練習は、それを実現するためのものになっていますか?