「審判じゃんけん」に思う

メンタル


いつも読んで下さってありがとうございます。

 

団体戦の時に行う「審判じゃんけん」はご存知でしょうか?(^^;;

 

一般的な呼び名かどうかは分かりませんが、ローカルな試合で
団体戦が始まる前にやる「じゃんけん」のことです。

 

私がいる静岡市での団体戦と言えば、4シングルス1ダブルスが
普通で、このうち3点取った方が勝ち、というルールです。

 

審判は相互で行うので、試合前にじゃんけんをするのです。

 

たいてい勝った方が、2番と4番の審判を取ります。

 

やはりベンチで仲間がやる試合を応援していたいですもんね!(^^)

 

じゃんけんに負けると、1番、3番、5番の審判を行わなくては
行けません。3番のダブルスはもつれる試合が多いので、
シングルスに比べると審判も大変です。

 

この辺りがあまりやりたくないと思われる理由なのでしょうね。

 

・・・・・

実は、私はこの「審判じゃんけん」に滅法強いのです。ふふふ。(笑)

 

勝率を正確に計算したことはありませんが、ほぼ全勝です。

 

最近ではチームメイトにこの事実が知れ渡り、
私が「審判じゃんけん」担当になっています。(^^;;

 

では私が「じゃんけん」全般に強いのかというと、
必ずしもそうではありません。

 

例えば、サービス権を取るじゃんけんでは、勝ったり負けたりです。
「審判じゃんけん」に限って、やたらと強い、というワケです。(笑)

 

何故、私はこんなに「審判じゃんけん」が強いのか。
その理由を考えたのですが、思い当たる節がありました。

 

それは「心理状態」にあったのです。

 

私は別に「勝敗に拘っていなかった」のです。
勝っても負けても大差ないと思ってじゃんけんに臨んでいました。

 

事実、2番4番をやろうが、1番3番5番をやろうが、
審判の機会が1つ多いだけで、そんなに大変な事ではありません。

 

負けたら負けたで、1つ審判を多くやればいいだけの話で、
別に目の色を変えてまでやらなくても良いのだと思っています。

 

チームの事を思えば、もちろん私も勝ちたいとは思っています。
でもまあどっちでもいいやという気楽な気持ちでじゃんけんに臨んでいます。

 

ところが一度だけ、3回やって全敗だった日がありました。

 

その時の私は本当に「どうでもいいや」と思ってじゃんけんしていました。
これでは勝てないのだと悟りました。いい加減な気持ちではダメなのです。

 

「勝ちたい」という気持ちは根底にある、しかし勝負には拘っていない。
そんな心理状態の時に、野生の勘と言いますか、不思議と自分が出すべき
手が自然に頭に浮かび、結果的に勝つのです。

 

頭で相手の出す手を読もうとするのではなく、
その瞬間に閃いた自分の第一勘で自分の指す一手を決めるのです。

 

この時は、全く波風の立たない湖面の様に、とても静かな心境です。

 

「(相手に)勝ちたい」と我欲が出ているうちは、なかなか勝てない
のではないでしょうか。心がざわついているからです。(← 重要)

 

無敵の心境 -

 

こういう気持ちで肝心の試合にも臨みたいのですが、
試合に臨んでは、・・・んもう、我欲の塊です!(笑)

 

まだまだ私も修行が足りないな、とつくづく思う今日この頃です。(笑)

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