セットオールジュース

メンタル


「セットオールジュースになった時にどうしていますか?」
とご質問をいただきました。

事情を聴くと、その人は私と同じカットマンで、粘りが信条だそうです。
以前まではその粘りを活かして、セットオールジュースになっていると
必ず粘り倒して勝っていたそうです。

しかし、最近の試合ではジュースにもつれ込むものの、粘りが足らず、
相手に取られて負けてしまうらしいのです。

ふと私も自身のことを省みました。

ここ数年の試合でセットオールになるものの、ジュースになった経験って
あまり無かったような気がします。

セットオールになった時点で、私か相手のどちらかの気力が折れ、
ワンサイドゲームになることの方が最近では多かったのです。

また、勝っても負けてもすぐに次の試合に意識が行ってしまい、
どうやって勝ったかなど、詳細を覚えていないというのが現状です。

試合が立て込んでいなければ、しっかり反省する所ですが。(^^;;

その時は明確な回答をせず、曖昧な笑みでスルーしてしまいました。
本当に、すみませんでした。この場をお借りしてお詫びします。 m(_ _)m

そんな質問があったので、ちょっと意識して試合に臨むようにしていました。

そうこうするうちに、先日の静岡社会人リーグ(中期)で、
非常に「もつれた試合」を経験しました。

K選手との対戦で、セットカウント2-1の私のリードで迎えた4セット目、
最後は18-16で辛くも勝つことが出来ました。

Kさんは非常に粘り強いクレバーな選手だという印象があるので、
5セット目までもつれこんだら私は負けるだろうと思っていました。

4セット目が勝負だ。そう思っていました。

ジュースになってからは、私がマッチポイントを握るとKさんに追いつかれ、
Kさんがマッチポイントを握ると私が取り返すというデッドヒートがずいぶん
続きました。

こうなってくると、私も相手も万策が尽きてきて、似たようなパターンの
ラリー展開が行なわれていた様に思います。

それなりに工夫していたのですが、もうそれは相手も分っている範疇でした
ので、全く効かなかったワケです。(^^;;

折れそうになる気持ちもあったのですが、何を考えていたかと言うと、

「よし、このまま夜中までジュースを繰り返してやる。なんなら明日の朝まで
やっても構わない。もう止めろと言われるまでとことんやってやる」

と関係者の皆様に非常に迷惑になる様なことを考えておりました。(笑)

もう自分のサーブの変化もKさんには見切られている様でしたが、
最後にマッチポイントで私にサービスが回ってきた時には、
とっておきのサービスを出そうとも考えていました。

果たしてそのチャンスが回って来たのです。
私は「このまま一生、Kさんとジュースを続けよう」という気持ちのまま、
とっておきのそのサービスを思い切って出しました。

結果は、Kさんのレシーブミス。

私の勝利が決まり、同時にチームの勝利が決まりました。

今年一年の思い出深い試合の1つです。(#^^#)

・・・・・

最近の私は、早めの勝負を心掛けています。

ぎりぎりになってから勝負するのではなく、ぎりぎり一歩手前で
思い切った勝負をしていくのです。

私も粘りが信条なのですが、11本制になってからは特に、
ギリギリの勝負はぎりぎりまで取っておこうと思っているのでス。(^^)v
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