その後の一人練習

OBUコーチ 練習メニュー

よし、やるぞ。
そう決心して3月初めから始めた一人練習。

今号では、その後の様子を紹介します。

【せっかく購入したのだから】

アマゾンで購入した練習用捕球ネットを使って一人練習を始めて一週間になります。

5,000円で購入しました。

やはりせっかく購入したのだから、使い倒さなくては気が済みません。

そうしないと「安物買いの銭失い」になってしまいます(笑)。

前回申し上げたように、種々の問題点があり商品満足度としてはボーダーすれすれです。
つまり、満足していません!(笑)

これも一つの勉強(経験、体験)だ。
そう思いながら楽しんで取り組んでいます。

不思議なことに何回も使っていると、欠陥品でも愛着が出てくるものです。

彼(捕球ネットのこと)との呼吸も合ってきたように私は感じているのです。

組み立て、収納の要領が分かってきました。

まだ工夫の余地があるので、少しずつ改善して行きます。

まあ、今のままでも練習は出来るので、まずは練習することを優先させます。

【新・練習メニュー】

前回紹介したのは、球出しとサーブ練習でしたが、それに新・練習メニューが加わりました。

「コロコロ」です。

正式な名称は私も知りません。
「コロコロ」とか「コロコロ練習」と私は呼んでいます。

自領コート上で、ネットの方向からエンドラインに向けてボールを転がします。

エンドラインから出たところを、ドライブして相手コートに入れます。

ラケットを台にぶつける恐怖感が、初めて挑戦する人にはあると思います。

ラケット面をオープン(エンドラインに平行)にして、ドライブを掛けていきます。

ラケットを振るよりも、まずは手首だけでチョンっとドライブする感じで良いと思います。

転がすスピードは速い方が、エンドラインから飛び出してくるので、やり易いはずです。

最初は空振りばかりだと思います。
私も最初はそうでした。

いつもの感覚で、台から離れたところをドライブしようと思ってしまうのです。

ところが相手は転がるボールです。

少々勢いがあったとしても、基本的に台から離れた途端に落下します。

では、どのタイミングを狙うのか。

実際にやってみて、あなた自身で答えを見つけ出して欲しいのですが、ここではそこまでしないで答えを書きます。

でもまあ、少し、考えてみてください。
ボールは球体であることを思い出してください。これがヒントです。

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あなたなりに答えを考えましたでしょうか?

答えは、ボールがエンドラインの端に来たタイミングを狙う、です。

実は本日の練習で私も初めて分かりました。

ボールが限りなくエンドラインの端に来た時、約半分の体積がエンドラインよりも外に来ているのです。ここを捉えます。

約45度の上方向にスイングすれば、ボールはネットの高さを少し超えるくらいの低い弧を描いて相手コート深くに入ります。

このタイミングを逃すと、ボールが落下するところを掬う形になるのでもっと山なりのボールしか入りません。

ですから、ボールがエンドラインの白線に来たタイミングで振るとちょうど良いです。

このコツを覚えてからは、ボールが転がるスピードは気にならなくなりました。要は、エンドラインに達するタイミングを計れば良いからです。

・・・・・

さて、この練習が一体何に活きるのか。

それは、八の字打法です。

八の字打法は、優しくボールにラケットを当てて、強く振り切る打法です。
ボールタッチが生命線だと思っています。

その感覚を磨くのには最適な練習方法です。

私は八の字打法をマスターしたいのです。

もう一つは、台から出る・出ないの判断を磨く練習になります。これも大切な感覚です。

この「コロコロ」だけやっていれば、感覚が身に付いて卓球が上手になるのか?

答えはノーです。

これは、あくまで感覚練習です。
実際の練習のための準備のようなものです。

但しこれをやっておくと、微差がいずれ大差になります。

この感覚が役に立ち、技術を習得するスピードが速くなったり、上手くなる度合いが高くなったりするはずなのです。

私はそれを経験的に知っています。練習は決して嘘をつかないのです。

【サーブ練習で気付いたこと】

横下回転系のロングサービスを練習していてふと気付いたことがありました。

私の感覚なので言語化が難しいのですが、敢えて言うと、狙ったところに落とすコツは
水切りと同じなのです。

水切り。

子供の頃、川べりでやりましたよね?
川面に向かってサイドスローで石を投げて、石を跳ねさせる回数を競う遊びです。

沢山の回数を跳ねさせるコツは、なるべく平たい石を選び、水面に平行に近い角度で回転を掛けながら投げることです。

第一着水点を比較的手前にすると、投げた石の勢いがあるので石は大きく跳ね、遠くへ飛びます。

横下回転系ロングサーブは、この感覚にとても似ていると分かりました。

入射角は低く、バウンドの頂点がネットをちょうど超えるくらいの高さに調整します。

自領コートの第一バウンドを、どの様にぶつけるか、が成否の鍵です。

強過ぎてもダメ、弱すぎてもダメ。

少しでもネット寄りに落としてしまうと、頂点がネットの高さを越えずに、ネットに当たってしまいます。

また強く当て過ぎると、跳ねすぎてオーバーミスしてしまいます。

・・・・・

ここまで一人練習で分かったところで、仲間との練習に臨みました。

実際に台の向こうに相手がいるだけで、こうもコントロールが狂うものかと実感しました。

相手を意識し過ぎて、力が入ってオーバーしたり、甘いコースに入ったりしました。

狙ったところに落とそうとすると、恐る恐る入れに行く感じで、相手にとっては怖くないサーブになります。

それでも、以前よりは、1つ1つのサーブの意図がはっきりしてきました。
これは良い傾向です。

サーブの磨きがまだまだ足りないのだと分かりました。

今一度、錬磨に励みます。

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