愛ちゃんのドロップショット
こんにちは!
いつも読んで下さってありがとうございます。
読者さんより、以下の質問を受けました。
> いつも、ありがとうございます。愛ちやんのドロップショットについて
> 質問いたします。裏がわは何のラバーでしょうか?メーカーは?
> 私は表ラバーです。上から下カットでしょうか?表ラバーでできる
> でしょうか?よろしくお願いいたします。
ネットで調べましたところ、愛ちゃんがバックに使用しているラバーは、
アームストロングのアタック8の様です。
ネットで検索して調べたのですが、ネット上では情報が錯綜していて、
「本当のところは分りません」というのが正直なところです。
また、一流選手ほど自分のフィーリングをより大切にするので、
色々なラバー(おそらく特注)を試しに使うことが多そうです。
と言うのも、同じラバーでも何枚も用意して、試打を繰り返して
試合に使うラバーを決めると聞いたことがあるからです。
アタック8の特徴は、表ソフトでありながらツブ高ラバーの性質を持つ
ところの様です。
相手のドライブをショートで返球した場合、ナックルで返るらしい。(^^;
アタック8ではないですが、同じアームストロング社の別のラバーを
使っている友人がいて、彼の打球がナックル性なのです。
彼と対戦すると「球速の速いツブ高」と戦っている様でした。
愛ちゃんがバックに使用しているのは、表ソフトラバーです。
これは間違いありません。(^^)
・・・・・
さて、ドロップショットについてですが、
愛ちゃんもやっていますので「表ソフトラバーでも出来ます」
という回答になります。
ただ、どんな表ソフトラバーでも出来るかと言うと、
それはかなり疑問です。
ご存知の通り、表ソフトは球離れが非常に良いラバーなので、
相手のボールの勢いを殺すのは至難の業です。
アタック8の様な、従来の表とツブ高の中間の様なラバーだからこそ、
やり易いのかも知れません。
そこに愛ちゃんの天才的なボールタッチが加わって、
あのドロップショットが出来るのだと推察されます。
それからドロップショットのスイング方向ですが、
おっしゃる通り「上から下へ」です。
カット性ショートをする要領だと思います。
ここで大切なのは、
ボールがラケットに当たる瞬間にラケットを身体側に引く
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ことです。
こうすることで相手の打球の勢いを殺すのです。
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言うは易く、行うは難し。非常に難しい技術だと思います。
しかしながら、天才的でない私たち一般人(笑)でも、
このボールタッチのフィーリングを磨くことは出来ます。
ボール突きという練習をご存知でしょうか?
そうです、ラケットの上でボールをポンポン弾ませる練習です。
感覚練習の1つですね。(^^)v
ポンポン弾ませておきながら、何球目かにボールを「受け止める」練習を
します。
ボールが落下するスピードと同じ速度で、ラケットを上から下へ下げて、
かつボールとラケット面を接するようにします。
こうすることで、ラケット上でボールを弾ませず「受け止める」ことが
出来ます。
おそらくドロップショットには、この感覚を覚えることが必須でしょうネ。
私もバック面が一枚ラバーだった時代があり、
その時にこのドロップショットを練習したことがあります。
カット型の私には使うシーンの少ない技術だったので、
習得するまで時間を費やすことをしませんでしたが、
「受け止める」感覚が大事なことは、その時に強く思いました。(#^^#)
以上、述べてきた様にドロップショットの留意点は、
1.表ソフトラバーでも打球出来る。
2.但し、やや弾みを抑えたナックルボールが出しやすい種類のものを使う。
3.ラケットのスイング方向は上から下に。
4.ボールがラケットに当たる瞬間にラケットを身体側に引く。
5.その感覚を覚えるためにボールを受け止める練習をする。
です。