【フォアハンド】3つの間違い
卓球の名門、青森山田高校出身。
2002年に岸川聖也とともにドイツのデュッセルドルフへ渡り、ブンデスリーガで活躍。
1部リーグでプレーするなどの実績を残す。
バッククロスでのシュートドライブなどのドイツ仕込みのプレーは、全国の選手たちへ大きな影響を与える。青森大学を卒業後は、協和発酵キリンに入社。全日本選手権ではランク入り(ベスト16)すること6回を数え、2005年度にはベスト4の成績を残す。平成24年度の全日本選手権を最後に、20年間の選手生活を終える。現在は、東京の四ツ谷と上野にオープンした、「upty卓球ステーション」の代表を勤め、多くの選手の指導にあたっている。
【主な戦績】
・2001年 世界選手権代表
・2002~2006年 ドイツ・ブンデスリーグでプレー
・2003年 世界選手権代表
・2004年 全日本選手権混合ダブルス優勝(福原愛ペア)
・2005年 全日本選手権シングルス第3位
世界選手権代表
・2006年 全日本選手権混合ダブルス優勝(福原愛ペア)
・2012年 全日本社会人選手権男子ダブルス優勝(笠原弘光ペア)
全日本選手権男子ダブルス準優勝(笠原弘光ペア)
【メディア出演】
卓球王国、卓球レポート、PRESIDENT、NHKラジオ、Jスポーツなど多数
卓球の試合での得点は、
7~8割はフォアハンドでの得点だと言われています。
ラバーなどの用具類が進化し、ラリーのスピードが速くなった影響から
近年はバックハンドスキルの重要性が高まってきましたが、
卓球が変化していっても
得点の7~8割は「フォアハンド」ということは変わりありません。
つまり、得点を決める割合は
昔も今もフォアハンドの方が圧倒的に高いということです。
「決めたいときは、フォアで攻めていました」
バックハンドのスキルが高いことで有名な坂本竜介氏ですら、
得点の7~8割はフォアハンドで決めていたそうです。
ミスを最小限に抑えて
決めるところは「バシッ!」とフォアハンドで決める。
これができれば、
勝てる試合を落とすことは、なくなります。
しかし、いざ試合になると、
・サイドに切れてアウトになる
・ラケットの芯に当たらないことが多々ある
・狙ったコースになかなか打てない
・親指にボールが当たってアウトになる
・振り遅れてしまうことが多い
・体勢を戻す前に、相手に打ち込まれる
・後手後手にまわって、攻撃のリズムを作れない
・頭で描いているイメージどおりのプレーができない
など、
「フォアハンドで上記のようなミスをして
勝てる試合を落としてしまうプレーヤーが多い」
と、坂本竜介氏は言います。
もし、あなたも、上記のどれかに心当たりがあるとしたら、
『フォアハンドの基本の打ち方』を見直すことをオススメします。
なぜなら、得点の7~8割は「フォアハンド」というのは
10年前も今も変わりありませんが、打ち方は昔と今で大きく異なるからです。
具体的には、
☑スイング軌道
☑スイング幅
☑立ち位置
☑肘の位置
などが異なります。
「バックハンドと同様にフォアハンドも
ラリーの速くなった現代卓球に適した打ち方がある」ということです。
さて、この「現代卓球に適したフォアハンドの打ち方」については
追々ご紹介させていただくとして…。
まず今回は、現代卓球に適していない、「間違った3つのスイング」について
ご紹介させていただきたいと思います。
坂本さんのインタビュー動画付きです。
以下の動画のようなスイングになっていないか、
スイングをチェックしてみてください。