回転量の多いショートサーブ

移動用


以前、藤井さんに

「サーブに関して一般的に卓球のプレーヤーが抱える代表的な悩みは何ですか?」

と質問したところ、

「回転が上手くかけられなくて悩んでいる方は多いですね。

特に回転量の多いショートサーブが打てない方が多くいらっしゃいます。」

という答えが返ってきました。

続けて藤井さんは、

「本当は回転量の多いショートサーブは打てた方がいいんですけどね。

実際の試合ではロングサーブとショートサーブの割合は2:8ぐらいで

圧倒的にショートサーブを使用する割合が高いんです

とおっしゃいました。

確かにトッププロの試合を見ていても

ロングサーブよりショートサーブの使用率が圧倒的に高いですよね。

その理由は、ロングサーブ、特にスピードロングサーブは

一見、速くてポイントを奪えそうなイメージもありますが、

相手のレベルが上がれば上がるほどレシーブのスキルも上がり、

ロングサーブは強打されやすくなり、リターンエースを決められる可能性が

高くなってしまうことが代表的な理由として挙げられます。

仮にリターンエースは奪われなかったとしても

強打されることで3球目の返球で攻めることが難しくなるので

その後の展開で不利な状況になる可能性が高くなってしまいます。

ですが、回転量の多いショートサーブを打てれば

相手はレシーブを強打できずに返すだけになります。

 

つまり、リターンエースでポイントを奪われる危険性はなくなり、

3球目以降の展開に備えることができるということになります。

相手のレベルが上がるにつれて「回転量の多いショートサーブ」は

試合に勝つための“必須スキル”となってきます。

ショートサーブを打とうと思っても実際は、

「回転をかけられない」という方はたくさんいらっしゃいますが、

実は、「回転量の多いショートサーブ」を打つことはそんなに難しくはありません。

①   体とラケットの位置関係

②   ボールを落とす場所

③   ボールに当てるラケットの位置

④   サーブを打つ瞬間の力の入れ方

この『4つ』のポイントを意識すれば

簡単に「回転量の多いショートサーブ」を打つことが可能になります。

現在、①と②を解説している部分を

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