黄金の時間~体力トレーニング系
今回は、体力トレーニング系のお話です。
あなたは「黄金の時間」って聞いたことがありますか?
「黄金の時間」って言うと、肌に良いホルモンが分泌される時間帯とかを
思い浮かべてしまうかも知れませんが、トレーニングの中にもあるのです。
それはインターバルトレーニングのことです。
インターバルトレーニングとは、負荷の多いトレーニングと負荷の少ない
トレーニングを交互に繰り返すトレーニング方法を言います。
例えば、200mをダッシュして、次の200mをジョギングし、
また次の200mをダッシュして、そのあと200mをジョギングする・・・
と言う様に、高負荷と低負荷を繰り返すワケです。
人間の体力が伸びるのは、高負荷をかけた時と思われがちなのですが、
実はそれは間違いで、高負荷をかけた後の低負荷をかけている時なのです。
上記の例で言うと、ダッシュの後の200mのジョギングがそれに当たります。
「黄金の時間」とは、その時間を指します。
通常は200mのダッシュをした後は、座って休むと思います。
ハァハァゼイゼイ言う呼吸を整えるのが普通ですよね。(^^;;
ところが専門家の話では、それでは効果が薄いと言うのでス。
そのしんどい時間帯に敢えて軽い負荷のジョギングを入れることによって、
体力の平均値が上がるらしいのです。
分り易い例で言うと、
ダッシュ100点+休む0点 => 平均50点 が、
ダッシュ100点+ジョギング50点 => 平均75点 となると言うことです。
トレーニング効果(平均点)が上がることで、次回トレーニングをやった時に
ダッシュが楽になるワケです。
50点から100点を目指すよりも、75点から100点を目指す方が楽です。
ダッシュのタイムも上がるかも知れません。
最もトレーニング効果を上げている時間と言うことで、
「黄金の時間」と呼ばれているのです。
私の様に膝を故障している人や、ランニングがどうも苦手と言う人には、
自転車トレーニングがお勧めです。(*^^*)
自転車トレーニングと言いましても、大したことはやっておりません。
ママチャリで通勤しているのです。片道30~40分の道程です。
何かと忙しい社会人は、練習時間を確保することさえままなりません。
ましてやトレーニングする時間など皆無ではないでしょうか?
そうであるならば、日々の生活の中でトレーニングをするしかありません。
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例えばある距離を必死に漕いで心拍数を上げたら、次のある程度の距離は
少しスピードを落として軽く漕いでみるのです。
私は、この時、わざと呼吸をゆっくりと深くします。
身体は早い呼吸(酸素の供給)を要求しているのですが、
ちょっと意地悪をして「酸素のお預け」をします。(笑)
これをするとスポーツ心臓が鍛えられるような気がします。(^^;;
ま、ボクサーがマスクをして走るのと同じ原理です。
車には注意して、ぜひトライしてみて欲しいことの1つです。
・・・・・
一週間とか一カ月とか長いスパンに対しても同じことが言えると思います。
一週間に一度、長時間運動するよりかは、二日か三日に一度の割合で、
短い時間でも運動した方が効果が高いことはよく耳にしますよね。(^^)
たとえ低い負荷であっても、毎日運動する方が良い様な気がします。
毎日歩くだけでも全然歩かないよりかは効果は絶大です。微差は大差です。
体験的に思うことは、身体が運動することを覚えていて、運動のやり始めの
スタートが違う感じがします。最初から身体が軽いというか。(^^;;
卓球の練習も「黄金の時間」を意識して、まめにやりたい所です。(#^^#)
練習もトレーニングも裏切りません。
コツコツと努力した人が、ある時一気に花が咲くのではないでしょうか。